概要
ReadCache における系列名として使える文字集合について
詳細
ReadCache 3.6.0.0 までは GUI ツールで利用できる系列名が、
“A"~"Z” , “0"~"9” , “_”, “&”, “#”, “%”, “+”, “-” の6種類の記号(文字数は1文字以上、27文字以下)
となっていました。
この文字列に対する制約は、PVS でディスク名に利用できる文字列に合わせて作られた為にできた制約となっています。
ただ、PVS では “.” の入ったディスクを PVS コンソールから新規作成は行えないものの、既存のディスクを登録して使うことはできます。
それに伴い、ReadCache ディスク管理ツール (ReadCacheManager_GUI.exe) でも".“が入ったディスク名を利用できるようにしてほしいといったご要望を受け、 ReadCache 3.6 向けに GUI ツールでも”.“が使えるようにしたモジュールを作成しました。
更新モジュールを適用することで GUI ツールでも “A"~"Z” , “0"~"9” ,”_", “&”, “#”, “% “, “+”, “-” に加え、 “.” および “@” が系列名として使えるようにしました。(文字数は1文字以上、27文字以下です)
ダウンロード
ReadCache 3.6.0.0 をご利用の方は、以下より ReadCache 3.6.0.2 のパッケージおよび適用手順書を取得し、ReadCache サーバーインストーラー (ReadCacheServer.msi・ReadCacheServer64.msi) を適用してください。
※ ReadCache 3.5 以前への対応予定はありません。
各インストーラーはご利用の環境に合わせて、32bit の場合には ReadCacheServer.msi を、64bit の場合には ReadCacheServer64.msi を適用してください。
補足
ReadCache 自体には使える文字列の制約は特にないため (文字数制限はある) 、 コマンドラインツールを利用する場合には、ReadCache 3.6.0.0 以前のバージョンにおいても系列名として使える文字列の制約はございません。(文字数の制限は 1文字以上、27文字以下 となっています)
コマンドラインでの設定には以下のコマンドを実行してください (詳細はコマンドツールリファレンスをご確認ください)。
ReadCacheManager.exe [title|revision] VHDFile.vhd param