概要
ReadCacheシステム 3.6.0.0 を導入済みの環境で ReadCacheシステム3.6.0.3 へバージョンアップする場合の手順を説明します。
詳細
※ 注意事項 ※
ReadCache のインストール/アンインストール作業を行う際には、ウィルス対策ソフトを停止してから作業を開始してください。
以下の更新手順1か更新手順2のいずれかの方法をとっていただきますようお願いいたします。
更新手順1は、手順は簡単ですが、ReadCacheFixit による再登録作業が必要となります。
更新手順2は、手順は複雑ですが、ReadCacheFixit の作業が不要となります。
適切な方針を選択してください。
更新手順1
- サーバー側のモジュールをアンインストール
「コントロールパネル」→「プログラムの機能(プログラムの追加と削除)」から「ReadCacheシステム3.6 サーバー」をアンインストールします。 - サーバー側で ReadCache3.6.0.3 のサーバーモジュールをインストールする
- 以下の手順を各系列のディスクに対して行う
- クライアント側で ReadCache のアンインストールをする
(ReadCache ドライバモジュール・ReadCache クライアントモジュール) - クライアント側で ReadCache3.6.0.3 をインストールする
(ReadCache ドライバモジュール・ReadCache クライアントモジュール)
- クライアント側で ReadCache のアンインストールをする
この際、次の点をご確認ください。
- vDisk の拡張を「解除したり、再拡張したり」といった手順は必要ありません。
- クライアントモジュールの再インストールにより、クライアント側のキャッシュは一旦消去されます。 ドライバ更新後の一斉起動時にはご注意ください。
- クライアント側でのインストール作業に当たっては、シリアルキー (ないしはライセンスファイル) が必要となります。
- 各系列ディスクの ReadCache の設定において、デフォルトでは 「Flush on Panic」のフラグがついているはずですが、もしこのフラグを無効にして運用していらっしゃる場合には、再インストール後に各端末のキャッシュを消去する手順の追加が必要となります。
ReadCache3.6.0.0 の利用時に ReadCacheFixit を行い HDD の登録を行っていた場合には、ReadCache3.6.0.3 への更新後に同等の作業が再度必要となります。
更新手順2
以下の作業手順の場合には、ReadCacheFixit の作業は不要となります。適切な方針を選択してください。
「ReadCache3.6.0.0 から ReadCache3.6.0.2 への更新」および「ReadCache3.6.0.2 から ReadCache3.6.0.3 への更新」を順次行ってください。