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文章番号13-004

VerifyCache.exe によりキャッシュデータの検証をした際に、不整合がないにもかかわらず不一致発生と出力される場合がある

公開
2013年03月19日
対象製品
  • ReadCache 4.0.0.0
  • PVS 6.X

概要

VerifyCache.exe によりキャッシュデータの検証をした際に、不整合がないにもかかわらず不一致発生と出力される場合がある

詳細

VerifyCache.exe は vDisk とキャッシュの内容を比較し検証するツールですが、実際には両者が一致していて不整合がないにもかかわらず、不一致発生と出力されることがありました。
この不具合は根源的には PVS の動的 VHD ファイルを扱うにおいて、以下の不具合があることによるものです。

  • PVS が DynamicVHD からの読み込みをする際において、bitmap が 0 の場合においても data 領域のデータを読み込みに行くという不具合がある。
    (VHD の仕様書では、「bitmap が 0 の場合には、data が 0 であると仮定すべき」とあります。)

lib_vhd2.dll のモジュールは VHDspec に従っていたため、「bitmap が 0 であるにもかかわらず、data が 0 ではないとき」に PVS と lib_vhd とで読み取られるデータが異なるという問題が生じていました。そのため、lib_vhd2 を改修して、PVS の不具合の影響を受けないようにしました。

対策

lib_vhd2.dll 2.0.0.2 以降をダウンロードして、【文章番号13-007】lib_vhd2.dll の更新手順を参照して更新してください。

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