概要
キャッシュディスク自動設定を開始するまでの時間は10分程度かかる場合があります。
この時間を変更するための手順を説明します。
詳細
キャッシュディスク自動設定を開始するまでの時間はデフォルトでは、ReadCache システムモニター クライアントのサービスが開始してから 5 分後に設定されています。
ReadCache システムモニター クライアントのサービスは標準では「遅延起動」するように設定されているため、端末が起動してからキャッシュディスク自動設定が行われるまでには5~10分程度かかってしまう場合があります。
この時間を短縮ないし変更するには以下の手順で設定を行います。
- クライアント端末に管理者権限でログオンします。
- C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache\ReadCacheMonitorClient.ini を開きます。
[Server]
セクションにSendInterval
とSetupCacheDiskCycle
の値を追加します。
各パラメーターの意味は次の通りです。
パラメーター名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
SendInterval |
サーバーに利用状況を送信する時間間隔 (秒) を指定します。 | 60 |
SetupCacheDiskCycle |
利用状況を何回送信するごとにキャッシュディスク自動設定を行うかを指定します。 | 5 |
(例) 1 分後に変更する場合
SendInterval=60
SetupCacheDiskCycle=1
(例) 10 秒後に変更する場合
SendInterval=10
SetupCacheDiskCycle=1
ただし、SendInterval を不必要に小さな値に変更すると、利用状況が頻繁にサーバーに送付されてしまい、サーバーの負荷が高くなる恐れがありますのでご注意ください。
設定の確認手順
ReadCache システムモニター クライアントのサービスを再起動します。
キャッシュディスク自動設定を開始したかどうか、自動設定の結果がどうであったかは、ログファイルをご確認ください。ログファイルは C:\Program Files\CO-CONV\ ReadCache\ReadCacheMonitorClient.log に出力されます。