概要
ReadCache をご利用中の環境において何らかの不具合が発生した時に、ReadCache に原因があるか切り分けるためには ReadCache を無効化すると便利です。
ReadCache を無効化するには、クライアント側もしくはサーバー側において Read フラグと Write フラグを [無効] に設定します。以下では詳細な手順を説明します。
詳細
サーバー側で作業を実施する場合
vDisk を利用するすべての端末に影響します。 PVS の運用に CO-Store などの管理ツールを使用している場合には、次の手順は管理ツールの**「更新開始」「更新終了」の手順で挟んで**実行してください。
無効化する手順
- vDisk を利用している端末があればすべて終了します。
- ReadCache ディスク管理ツールを起動します。
- vDisk を開きます。
- [管理フラグを変更する] ボタンを押します。
- Read フラグと Write フラグのチェックを外します。
- OK ボタンを押します。
- ReadCache ディスク管理ツールを終了します。
端末を起動すると ReadCache が無効の状態で起動します。
有効化する手順
- vDisk を利用している端末があればすべて終了します。
- ReadCache ディスク管理ツールを起動します。
- vDisk を開きます。
- [管理フラグを変更する] ボタンを押します。
- Read フラグと Write フラグをチェックします。
- OK ボタンを押します。
- ReadCache ディスク管理ツールを終了します。
クライアント側で作業を実施する場合
端末を起動して、管理者権限でログオンします (ディスクは更新状態である必要はありません)。
手順は次の通りです。
無効化する手順
- ReadCache クライアントツールを管理者権限で起動する。
- タスクトレイから ReadCache クライアントツールを表示する。
- [管理] タブを開く。
- Read フラグと Write フラグを [未定義] から [無効] に変更する。
端末を再起動すると ReadCache が無効の状態で起動します。
有効化する手順
- ReadCache クライアントツールを管理者権限で起動する。
- タスクトレイから ReadCache クライアントツールを表示する。
- [管理] タブを開く。
- Read フラグと Write フラグを [無効] から [未定義] に戻す。