CO-CONV サポート

文章番号14-020

ReadCache を無効化する手順

公開
2014年10月23日
更新
2018年11月26日
対象製品
  • ReadCache 4.X

概要

ReadCache をご利用中の環境において何らかの不具合が発生した時に、ReadCache に原因があるか切り分けるためには ReadCache を無効化すると便利です。
ReadCache を無効化するには、クライアント側もしくはサーバー側において Read フラグと Write フラグを [無効] に設定します。以下では詳細な手順を説明します。

詳細

サーバー側で作業を実施する場合

vDisk を利用するすべての端末に影響します。 PVS の運用に CO-Store などの管理ツールを使用している場合には、次の手順は管理ツールの「更新開始」「更新終了」の手順で挟んで実行してください。

無効化する手順

  1. vDisk を利用している端末があればすべて終了します。
  2. ReadCache ディスク管理ツールを起動します。
  3. vDisk を開きます。
  4. [管理フラグを変更する] ボタンを押します。
  5. Read フラグと Write フラグのチェックを外します。
  6. OK ボタンを押します。
  7. ReadCache ディスク管理ツールを終了します。

端末を起動すると ReadCache が無効の状態で起動します。

有効化する手順

  1. vDisk を利用している端末があればすべて終了します。
  2. ReadCache ディスク管理ツールを起動します。
  3. vDisk を開きます。
  4. [管理フラグを変更する] ボタンを押します。
  5. Read フラグと Write フラグをチェックします。
  6. OK ボタンを押します。
  7. ReadCache ディスク管理ツールを終了します。

クライアント側で作業を実施する場合

端末を起動して、管理者権限でログオンします (ディスクは更新状態である必要はありません)。

手順は次の通りです。

無効化する手順

  1. ReadCache クライアントツールを管理者権限で起動する。
  2. タスクトレイから ReadCache クライアントツールを表示する。
  3. [管理] タブを開く。
  4. Read フラグと Write フラグを [未定義] から [無効] に変更する。

端末を再起動すると ReadCache が無効の状態で起動します。

有効化する手順

  1. ReadCache クライアントツールを管理者権限で起動する。
  2. タスクトレイから ReadCache クライアントツールを表示する。
  3. [管理] タブを開く。
  4. Read フラグと Write フラグを [無効] から [未定義] に戻す。