概要
「基本のマージ」タスク処理中にエラーが生じた際に、ディスクが削除されてしまう可能性がありました。
詳細
コピーによりディスクを作成した際には「基本のマージ」タスクが登録され実行されます。
このタスクにおいて、マージ後のディスクに対してディスク情報を修正するための SOAP リクエストを PVS に対して発行し、マージ後のディスクが適切な状態になった後に元のディスクが削除されます。
しかしながら、PVS に対して発行した SOAP リクエストがエラーとなった場合の処理に不具合があり、エラー発生時には
- マージ処理もリトライすることを前提に、マージ後のディスクを削除する
ように設計しているにもかかわらず、タスクのリトライ時には
- マージ後のディスクが適正な状態になっていると誤認して、マージ前のディスクを削除する
という両方の処理が行われ、「基本のマージ」前後の双方のディスクが失われてしまうリスクがありました。
今回の修正では、タスクの処理中にエラーが生じた場合にはメインストア上のディスクを削除することも含めてすべての処理をロールバックし、タスクのリトライ時にマージも含めてすべての処理をやり直すように修正しました。
対策
CO-Store 2.5.0.5 以降のパッケージをダウンロードし、更新作業を行ってください。