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文章番号18-005

Citrix Provisioning Services における PowerShell API 有効化手順について

公開
2018年07月18日
対象製品
  • Citrix Provisioning Services 7.9 ~

概要

本ドキュメントでは、Citrix Provisioning Services (以降、PVS と呼びます) の PowerShell API (オブジェクト指向 PowerShell インターフェイス) を 有効化する手順を解説します。

なお、本ドキュメントでは、PVS 7.9 以降の「オブジェクト指向 PowerShell インターフェイス」についてのみ解説しています。

手順

以下の手順は、PVS コンソールがインストールされた PVS サーバー上で PowerShell API を利用するための手順です。

PVS サーバーモジュールをインストールしていない端末から利用する場合の手順については、Citrix のドキュメントをご参照ください。 (PVS サーバーへの接続を設定する必要があります。)

インストール

PVS コンソールがインストールされていることが必要です。

以下のコマンドを管理者権限で起動した PowerShell コマンド プロンプトで実行してください。

PS> $installutil = $env:systemroot + '\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\installutil.exe'
PS> &$installutil 'C:\Program Files\Citrix\Provisioning Services Console\Citrix.PVS.SnapIn.dll'

インストールは、各環境で一回実行すれば、アンインストールされるまで有効です。

有効化

以下のコマンドを管理者権限で起動した PowerShell コマンド プロンプトで実行してください。

PS> Add-PSSnapin -Name Citrix.PVS.SnapIn

このコマンドは、セッションごとに 1 回実行 (スクリプトの先頭で 1 回実行しておくなど) する必要があります。

アンインストール

以下のコマンドを管理者権限で起動した PowerShell コマンド プロンプトで実行してください。

PS> $installutil = $env:systemroot + '\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\installutil.exe'
PS> &$installutil -u 'C:\Program Files\Citrix\Provisioning Services Console\Citrix.PVS.SnapIn.dll'

補足

PVS PowerShell API をご利用の際には、必ず Citrix の公式マニュアル・ドキュメントをご確認ください。

有効化をセッションごとに毎回実行することを避けたい場合には、PowerShell プロファイル を利用するなどしてください。