CO-CONV サポート

文章番号18-012

CO-Spray で過去のバージョンに戻って、更新作業をやり直す手順

公開
2018年09月18日
対象製品
  • CO-Spray 1.1
  • CO-Spray 5.0

概要

CO-Spray において、一度作成したバージョンを破棄して、新しいバージョンを作成しなおす手順を説明します。

詳細

ここでは、バージョン 13 まで作成した状態で、バージョン 12 と 13 の変更内容を破棄して、再度バージョン 12 を作成しなおす手順を説明します。

(手順1) 起動するバージョンの変更

破棄するバージョン (バージョン 12 または 13) で起動する端末については、古いバージョン (バージョン 11 とします) で起動するように設定します。

  1. CO-Spray コンソールを起動します。
  2. 端末が所属するグループを右クリックしてプロパティーを表示します。
  3. ディスクが選択されていることを確認して、[設定] ボタンを押します。
  4. ディスクの設定を変更して、[OK] ボタンを押します。
    • [バージョン] を [バージョン 11] に設定します。
    • [利用開始] を [強制的に再起動して利用開始する] に変更すると、端末は指定されたバージョンを利用するために自動的に再起動します。[次回起動時に利用開始する] の場合は、端末を手作業で再起動する必要があります。
  5. [OK] ボタンを押してグループのプロパティーを閉じます。
  6. [利用開始] を [強制的に再起動して利用開始する] のときは、端末が自動的に再起動するまで待機してください。[次回起動時に利用開始する] のときは、端末を再起動して、指定したバージョンで起動したことを CO-Spray コンソールで確認してください。

(手順2) バージョンの削除

次に、バージョン 12 と 13 を削除します。

  1. CO-Spray コンソールを管理者権限で起動します。
  2. 左側のツリーの [ディスク] の下から作業対象のディスクを選択します。
  3. バージョン 12 と 13 を選択して、右クリックから [削除] を選択します。 確認メッセージに対して [OK] を選択して削除を実行します。
  4. 削除したバージョンを保有する端末を電源起動します。CO-Spray コンソールにおいて、削除したバージョンのディスクイメージがすべての端末上から消えていることを確認します。
    それぞれの端末がどのバージョンを保有しているかは、グループ内の端末一覧から [保有するバージョン] カラムで確認できます。
  5. 通常通り、端末を起動して更新作業を実施します。