CO-Store 5.0.0.1 での変更点一覧を説明します。直近の公開バージョンである 5.0.0.0 からの更新点となります。
変更点
コンソール
- 書き換え終了やバージョン削除タスクなど、ファイル構成の変化する処理を実施した場合には、自動的に「エクスポート 1」を実施するようにしました。
- コンソールから同じディスクの複数のバージョンに割り当てられるようになりました。(これまでは CO-StoreApi を利用しないとできませんでした。)
- 端末割り当ての際に、前回割り当てに利用したコレクションを優先的に表示するようにしました。
ライセンス認証
- ライセンス一覧にライセンスの種別 (製品版・試用版) を表示するようにしました。
- ライセンス認証処理を各種事前チェック処理の冒頭で実施するように修正しました。
CO-StoreApi
- remove_slave_storage コマンドにおいて、指定したサーバーをストレージから除外した場合にストレージが 1 台しか残らない状況であっても、 –force オプションを指定すれば除外することができるように修正しました。
不具合の修正
コンソール
- サイト名が 17 文字以上の場合に、端末の割り当て処理でエラーが発生する問題を修正し、サイト名の字数によらず割り当て処理ができるようになりました。
- コピー系列作成時に「コピー元ディスクの ReadCache 系列名を維持する」をオンにして実行した場合にエラーが発生してコピー系列が作成できない不具合を修正し、 当該オプションをオンにしても正常に実行できるようにしました。
自動更新
- 自動更新処理で利用する Run-AutoUpdate.ps1 が環境によってはまったく実行できないことがある不具合を修正し、PowerShell のバージョンによらず実行できるようにしました。
既知の不具合
- マスターのサイトと異なるサイトで更新作業を行う際、サイト名とコレクション名の合計が 47 字以上となるコレクションに所属する端末を選択すると、端末の一時移動処理ができない問題があります。修正版が提供されるまでは、PVS コンソールを利用して手動で端末をマスターのサイトに移動させて作業を行うようにしてください。
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PVS で複数バージョンを持つディスクを登録する際に必要な マニフェストファイル (ファイル情報 xml ファイル) を出力する処理です。 ↩︎