CO-Colors ほたて 2021年8月版の変更点を説明します。
2021年8月版 (Updated 2022/1/26)
リリース日 | 2022年1月26日 |
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公開日 | 2022年2月7日 |
バージョン番号 | 2021.8.10.7 |
更新ファイル
以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2021年8月版 (Updated 2021/11/30) から変化はありません。
Server
HotateTftp
ManageServer
Watchdog
2021年8月版 (Updated 2021/11/30) から更新するには、次の手順を実施してください。
-
各サーバーにおいて実施する作業
- 次のサービスを最初に停止します:
HotateBoot Watchdog
- 次のサービスを停止します:
HotateBoot Manage Server
,HotateBoot TFTP Server
- パッケージ内の
Server
内のManageServer
フォルダー、HotateTftp
フォルダー、Watchdog
フォルダーをC:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server
に上書きコピーします。 - 次のサービスを開始します:
HotateBoot Manage Server
,HotateBoot TFTP Server
- 次のサービスを最後に開始します:
HotateBoot Watchdog
- 次のサービスを最初に停止します:
変更点
- HotateTftp においてパケットがロスしたときに
Invalid Session
のエラーが発生して、ファイルの転送が行われなくなる問題を修正しました。 [HOTA-702] - HotateBoot Watchdog において、監視対象のサービスの開始に失敗したときに、サービスの開始をリトライすべきにもかかわらず、リトライしない不具合を修正しました。 [HOTA-708]
- コンソールにおいて Domain Users グループのユーザーでログインできない問題を修正しました。 [HOTA-681]
2021年8月版 (Updated 2021/11/30)
リリース日 | 2021年11月30日 |
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公開日 | 2021年12月03日 |
バージョン番号 | 2021.8.10.6 |
更新ファイル
以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2021年8月版 (Updated 2021/11/2) から変化はありません。
Server
tftp\HotateNbp.efi
client
MonitorClient
HotateMp.sys
2021年8月版 (Updated 2021/10/7) から更新するには、次の手順を実施してください。
-
TFTP サーバーにおいて実施する作業
C:\ProgramData\CO-CONV\HotateBoot\tftp
に対してHotateNbp.efi
を上書きコピーします。 -
各イメージに対して実施する作業
SetupServer.zip に含まれている
SetupServer/HotateScriptingTools
利用してクライアントモジュールを更新します。 詳しい手順は クライアントモジュールのアップデート手順 をご覧ください。
変更点
- AMD Ryzen プロセッサーで端末を起動できない問題を修正しました。 [HOTA-661]
ただし、UDP ログの機能については AMD Ryzen プロセッサーでは未対応です。 - 一部の型番 SSD において端末起動時に
S1RC: Failed to write to cache (0x..., Len: 0x...): Device Error
のようなメッセージがでて動作しないことがある不具合を修正しました。 [HOTA-671] - ページングファイルの設定ができていない環境において DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL のブルースクリーンが出ることがある不具合を修正しました。 [HOTA-665]
- Hotate Monitor Client において、端末の IP アドレスに応じて、送付先のサーバーを切り替える機能が動作していなかった問題を修正しました。 [HOTA-673]
この不具合は 2021年1月版 (Updated 2021/2/26) から存在していました。
2021年8月版 (Updated 2021/11/2)
リリース日 | 2021年11月2日 |
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公開日 | 2021年11月5日 |
バージョン番号 | 2021.8.10.4 |
更新ファイル
以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2021年8月版 (Updated 2021/10/7) から変化はありません。
Server
ManageServer
StreamServer
client
HotateClient.exe
2021年8月版 (Updated 2021/10/7) から更新するには、次の手順を実施してください。
-
各サーバーにおいて実施する作業
- 次のサービスを最初に停止します:
HotateBoot Watchdog
- 次のサービスを停止します:
HotateBoot Manage Server
、HotateBoot Stream Server
- パッケージ内の
Server
内のStreamServer
とManageServer
フォルダーをC:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server
に上書きコピーします。 - 次のサービスを開始します:
HotateBoot Manage Server
、HotateBoot Stream Server
- 次のサービスを最後に開始します:
HotateBoot Watchdog
- 次のサービスを最初に停止します:
-
各イメージに対して実施する作業
SetupServer.zip に含まれている
SetupServer/HotateScriptingTools
利用してクライアントモジュールを更新します。 詳しい手順は クライアントモジュールのアップデート手順 をご覧ください。
変更点
- 多数の端末が同時にセッションを確立しなおす状態になると、ネットブート起動中の端末の動作継続や新規ネットブート起動ができなくなる不具合を修正しました。Stream Server の再起動が発生したときなどに発生する可能性があります。 [HOTA-648]
- ManageServer でデッドロックのエラーが出る現象を修正しました。
HotateClient ClearCache /a
コマンドを実行できなくなっていた不具合を修正しました。
2021年8月版 (Updated 2021/10/7)
リリース日 | 2021年10月7日 |
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公開日 | 2021年10月12日 |
バージョン番号 | 2021.8.10.3 |
更新ファイル
以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2021年8月版 (Updated 2021/9/8) から変化はありません。
client
x64\HotateCache.sys
HotateClient.exe
HotateClient.exe.config
HotateClientSetupTool.exe
Server
tftp\HotateNbp.efi
Tools\HotateAdmin.exe.config
2021年8月版 (Updated 2021/9/8) から更新するには、次の手順を実施してください。
-
各サーバーにおいて実施する作業
パッケージの
Server
内のtftp
フォルダーとTools
フォルダーをC:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server
に上書きコピーします。 -
各イメージに対して実施する作業
- (フルキャッシュのオフラインブート機能を利用している場合のみ) 端末の EFI パーティション内に配置している
HotateNbp.efi
を、パッケージ内のServer\tftp\HotateNbp.efi
に置き換えてください。 - SetupServer.zip に含まれている
SetupServer/HotateScriptingTools
利用してクライアントモジュールを更新します。 詳しい手順は クライアントモジュールのアップデート手順 をご覧ください。
- (フルキャッシュのオフラインブート機能を利用している場合のみ) 端末の EFI パーティション内に配置している
変更点
- 端末の起動時に HotateCache.sys が原因で PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA のブルースクリーンが出ることがある不具合を修正しました。 [HOTA-635]
ブルースクリーンになるだけでなく、キャッシュ領域の末尾のほうまで消費したときに、メモリ破壊やキャッシュ破壊が発生する危険性もあります。 - HotateClient ClearCache コマンドに対して
/diskId
オプションを追加しました。指定されたディスク ID の ReadCache を削除できるようになりました。 [HOTA-624] - フルキャッシュ イメージを差分更新したときに、不要なキャッシュ データが残り続ける問題を修正しました。 [HOTA-625]
- HotateClientSetupTool において、以前は、無線 LAN や Hyper-V の NIC に対してネットブートするように設定していたものを、設定しないように修正しました。 [HOTA-622]
- HotateAdmin および HotateClient をタスクスケジューラーやサービスから実行したときに、標準出力にログが出力されていなかった問題を修正しました。 [HOTA-637]
2021年8月版 (Updated 2021/9/8)
リリース日 | 2021年9月8日 |
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公開日 | 2021年9月13日 |
バージョン番号 | 2021.8.10.2 |
更新ファイル
すべてのファイルが 2021年8月版 (1) から更新されています。
変更点
HotateTftp
- 配布するファイルのハッシュ情報を、ファイルと同じ場所ではなく .hash フォルダーに作成するように修正しました。
- HotateTftp のログ出力の設定を nlog.config で実施するようになりました。
- サービス開始時に存在しないフォルダーに、あとからファイルが配置されたとしても、ファイルを提供できるようになりました。 [HOTA-599]
- 設定ファイル内のデフォルトの
RootDir
の値を変更しました。 - 配布するファイルの探索情報を Debug レベルでログ出力するようになりました。
ManageServer (コンソール)
- 「更新端末なし」で更新するときのユーザー インターフェースを改善しました。
- バージョンのプロパティーの [ファイル名] が正しい情報ではないため削除しました。
- バージョンを削除するときに、そのバージョンで起動中の端末が存在するときには失敗するようになりました。
- ディスクの更新中には、最新版のバージョンを削除できないようになりました。
StreamServer
- 端末上での Trim 通知 (大きなファイルを削除したとき) に対して、不要なブロック情報を vhdx 上に記録するようになりました。 [HOTA-308]
- サイトに所属していない端末や別サイトの端末からのリクエストで null 参照エラーが出る問題を修正しました。 [HOTA-601]
BootMenuServer
- サイトに所属していない端末や別サイトの端末からのリクエストで null 参照エラーが出る問題を修正しました。 [HOTA-601]
MonitorServer
- 複数の端末を遠隔シャットダウン・再起動するときの UDP 通知をするときに、10ms の待機間隔を入れるようになりました。
この時間間隔は hostsettings.json のUdpNotifyInterval
で設定変更できます。
Watchdog
- 不正な値が設定されていたときに起動できない不具合を修正しました。 [HOTA-594]
- 設定値をサービス開始時にログに出力するようになりました。
HotateAdmin
- 不要になった vhdx ファイルをバックアップのために別の場所に移動するための CleanUpStore コマンドを追加しました。 [HOTA-319]
詳しい使いかたは、別途ドキュメントを参照してください (コマンドラインで HotateAdmin CleanUpStore /? を実行すると簡単な使いかたが表示されます)。 - MountVhdx コマンドで、vhdx のチェーンが不正なときに無限ループになってしまう不具合を修正しました。
HotateNbp
- DHCP の Option 17 にホスト名をかけるようになりました。 [HOTA-126]
DHCP の Option 17 にhotate:[xxxxx]:17:30811
の形式でxxxxx
の場所にホスト名を書けるようになりました。
xxxxx
の処理手順は次の通りです。xxxxx
が IP のときには、その IP を利用するxxxxx
が.
で終了しないときは、DHCP Option 15 (Domain Name) の値を連結して、DNS で解決するxxxxx
を DNS で解決する
- CO-Booter 1.2.2.0 以降の
CO-BooterMenu.ini
でUseDhcpHostname
が設定されているときには、端末登録時には DHCP Option 12 (Host name) の値を利用して端末登録するようになりました。 [HOTA-603] - 端末登録後に CO-Booter に戻るようになりました。これによって端末の初期化処理が効率的になります。 [HOTA-444]
従来の動作に戻すための設定をBootMenuServer.dll.config
にReturnToCoBooterAfterHostNameRegistration
として追加しています。
HotateMp
- 端末の [起動時間] をより正確に測定できるようになりました。 [HOTA-612]
- ネットブート時に、パケットのリトライ間隔にランダム性を持たせることで、輻輳を抑えるようになりました。[HOTA-553]
HotateClient
- HotateClient ClearCache コマンドを追加しました。 [HOTA-453]
- StreamServer が再起動したときに UDP でのフルキャッシュを貯める処理が停止してしまっていた不具合を修正しました。 [HOTA-596]
HotateInfo
- 端末の動作状況を表示するための HotateInfo ツールを追加しました。 [HOTA-504]
2021年8月版 (1)
リリース日 | 2021年8月10日 |
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公開日 | 2021年8月16日 |
ファイルのバージョン番号 | 2021.8.10.1 |
以前のリリース CO-Colors ほたて 2021年8月版 (Updated 2021/6/29) からの変更点を列挙しています。
大きな変更点
-
HotateWatchDog モジュールを追加しました。 [HOTA-478]
サーバ上で、本来動いているべきサービスが停止してしまっていたとき、自動的に停止していたサービスを起動するようになりました。 -
同時に複数のディスクをフルキャッシュする機能が追加されました。 [HOTA-476]
ブートメニューにおいて複数の項目にフルキャッシュ指定をするだけで、複数項目が端末側でフルキャッシュされるようになります。 複数のディスクがキャッシュされているときには、オフライン状態で端末を起動した時にもブートメニューが表示されます。 端末側のディスク容量が不足したときには、ネットブート用のキャッシュ領域を削除してキャッシュ領域を確保します。 ブートメニューにおいてフルキャッシュ指定を外したとしても、フルキャッシュ状態は維持されます。フルキャッシュを削除するには Release フラグを指定して起動してください。 -
サーバー側の各サービスで開始時にバージョン情報をログ出力するようになりました。 [HOTA-455]
その他の改善点
2021年1月版 (Updated 2021/6/29) までの修正に加えて、次の改善・修正が実施されています。
ManageServer
- シャットダウン・再起動リクエストで即座に端末が反応するようになりました。 [HOTA-558]
この機能を有効するには、端末側の UDP 30808 番ポートでの待機を許可する必要があります。 - ライセンスのログ情報を改善しました。 [HOTA-456]
HotateAdmin
- 詳細なログを表示するための /v オプションを追加しました。
HotateTftp
- ブロックサイズオプションの利用設定と最大サイズを設定する機能が追加されました。 [HOTA-517]
- 設定ファイルが
C:\ProgramData¥CO-CONV¥HotateBoot¥HotateTftpSettings.json
にあるなら、そちらを優先するようになりました。 [HOTA-458]
StreamServer
-
端末が更新モードでネットブート時に書き込み要求でパケットロスが発生したときに、サーバーから再送を要求するようになりました。これにより、端末の通信パフォーマンスが改善されます。
この修正に伴い、設定ファイルの次の項目に変更がありました。WriteRequestSackEnabled
のデフォルト値を 0 → 1 に変更しました。WriteRequestTimeoutMilliseconds
のデフォルト値を 1000ms → 250ms に変更しました。WriteRequestCheckIntervalMilliseconds
の設定値を追加しました (デフォルト 50ms)。
-
更新ファイルがレプリケーションされると、更新データの一部が欠損してしまうことがある問題を修正しました。 [HOTA-588]
-
db.cache にアクセス権がないときに db.cache のゴミが増えていく問題を修正しました。 [HOTA-537]
HotateNbp.efi
- CO-Boogter UEFI 1.2.1.8 で追加された「ログのファイルに対する出力機能」に対応しました。
端末側ドライバー (HotateMp.sys, HotateCache.sys)
- 起動途中に右上のドットの色が細かく変わるようになりました (緑: HotateNbp.efi 終了、青: HotateMp 開始、水色: UDP送信成功)。[HOTA-370]
- 接続先サーバーの情報をレジストリに出力するようになりました。 [HOTA-498]
- デバイスマネージャーに表示されるデバイス名を CO-CONV HotateBoot SCSI Disk Device に変更しました。[HOTA-499]
- 複数の NIC がある端末でのネットブートできない現象を修正しました。 [HOTA-9]
- 更新モードでネットブート時にパケットロスが発生したときの通信パフォーマンスを改善しました。
- 端末がネットブート時に、サーバーと通信できない状態が続くと、IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL のブルースクリーンになる問題を修正しました。 [HOTA-561]
この不具合は、書き換えモードでネットブートしているときにサーバーと通信できなくなると発生しやすい傾向があります。
HotateClient
- DumpCache /d dir の機能を改善しました。 [HOTA-532]
- VerifyCache udp の通信量が大幅に削減され、動作が高速になりました。 [HOTA-487]
- VerifyCache /n NUM で任意のキャッシュを検証する機能を追加しました。 [HOTA-567]
- 詳細なログを表示するための /v オプションを追加しました。
HotateClientSetupTool
- 同一機種の別端末でネットブートできないことがある問題に対処しました。 [HOTA-508]
既知の不具合
- HotateClient において UDP でフルキャッシュ中にセッションが切断されると、再接続せずにフルキャッシュ処理が停止してしまいます。 [HOTA-596]
- キャッシュされたディスクに対して Feature Update が実施した際、それ以降に HotateClient VerifyCache したときに多数の不整合が検出されます。 これは設計上の不具合に起因するものであり、キャッシュの状態には問題なく、そのままご利用いただいても動作に問題はありません。 端末内のキャッシュを一旦消去してため直すことでこの問題は解消します。
- HotateMonitor で端末がシャットダウンしたときに電源状態が即座に反映されません。