CO-OnSen の変更点を説明します。

CO-OnSen 本体 2.2.3.3

1. 2020 年以降導入の CO-OnSen 本体の稼働温度が当初の想定よりも 10 ℃ 以上上昇してしまうことがある問題に対処するため、 CO-OnSen 本体で動作する制御モジュールによる負荷を軽減する改修を行いました。 この改修により CO-OnSen 本体の稼働温度を従来から約 30 ℃ 下げることができました。
   2019 年以前導入の CO-OnSen については現在のところ本改修を適用する必要はありません。
2. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 貸出期限管理サーバー 1.2.15.1

1. 管理者ページ、ダッシュボードのトップページの URL 末尾にスラッシュ(/)がなくてもアクセスできるようにできるようにしました。
2. CSVでの貸し出しプランの一括登録をする際に、「不正なレコードが存在するため一括登録をキャンセルしました:XXは有効な選択肢ではありません。」のようなエラーになる問題を修正しました。 既存の貸出プランのCSVエクスポートの形式と一括登録処理を修正しています。
3. 貸出返却履歴のCSVエクスポートでの返却履歴を示す項目において貸出日時として不適切な値が記録されていた問題を修正しました。
4. 1つの制御装置で複数のロッカーを管理している際に、管理者ページのボックス一覧において、制御装置ごとにグルーピングしてロッカーを表示するようにしました。
5. 管理者ページにログインし、現状を表示する権限 (スタッフ権限) を持つユーザーを作成しました。 スーパーユーザー権限のユーザーとの利用できる機能の違いについては管理者マニュアルを参照してください。
6. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 本体 2.2.3.2

1. 本体・制御装置の OS アップデートに伴うインストール・セットアップ処理の改修および改善を行いました。
   本体・制御装置の運用時の動作については変更ありません。
2. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 本体 2.2.3.1

1. CO-OnSen の LED 点滅の種類を増やすことで、「ユーザーの反応を促す」(貸出・返却操作時や何らかの警告状態) 状態と、「ユーザーは何もしなくてもよい」 (PC のメンテナンス処理などの CO-OnSen の内部処理の実行中) 状態との区別をできるようにしました。 具体的には、前者は早めの点滅により、後者をグロー点灯 (3 秒周期で多段階で明るさを変化させる) で表示するように変更しました。
2. (無理矢理開錠されてしまうなど) 想定外の状況でトレイが開いてしまうという異常の発生時に、自動的に「運用停止」状態になるように修正しました。 この修正により、問題の生じたボックスを繰り返し利用してしまうといった被害の拡大を防げるようになりました。
3. PC の充電率を給電時の電流・電圧からの推定値で管理できるようにしました。 既定で、PC の充電率は推定値で表示するようになるとともに、ボックスに格納されている PC を起動する頻度を従来の 2 時間ごとから 24 時間ごとに変更しました。
4. CO-OnSen Light において、貸出・返却の中断を制御装置に表示されたキャンセルボタンから実行できるようにしました。
5. CO-OnSen Light において、本体前面にある LED スイッチを押すことで管理者取り出しを開始できるようにしました。
6. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 貸出期限管理サーバー 1.2.15.0

1. データベース上での貸出返却履歴の保持の形式を改善しました。
   ※この更新によりデータベースの構造が変更されています。ロールバックを必要とすることになった場合に備えて、アップデート前にデータベースのバックアップを取得しておくようにしてください。
2. 管理者取り出しされたPCに誰でもログイン可能とする設定を可能にしました。
3. データベース操作の堅牢性を向上しました。
4. ユーザー・カードの CSV インポート失敗時のエラーメッセージを改善しました。
5. 予約作成時にグループ一覧がロードされない場合がある問題を修正しました。
6. 貸出期限管理サーバーにおいて実行される定期処理を効率化しました。
7. 予約台数から足りないにもかかわらずアラートが上がらない場合があった問題を修正しました。
8. 管理者ページを追加しました。詳細は管理者マニュアルを参照してください。
9. ダッシュボードページを追加しました。詳細は管理者マニュアルを参照してください。
10. ユーザーページのデザインを更新し、視認性が向上しました。
11. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 本体 2.2.2.9

1. 端末の返却時に端末を持ち上げながらケーブルを接続した際に、端末を持ち上げたことによりロックを外そうとする処理と ケーブルが接続されていることによりロックが外せないとする判断とが競合することにより、「ロックの故障によりロックを外せない」という問題と誤認識する不具合を修正しました。

2. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 貸出期限管理サーバー 1.2.13.1

1. 同一のユーザーが複数回の貸出を連続して行った際にQRコードを用いてPCにログインできないことがある問題を修正しました。

CO-OnSen 本体 2.2.2.8

1. 貸し出しに伴いケーブルを抜いた時に、貸出通知のメール送信に長時間かかったり失敗したりする状況においても、迅速にトレイを開いて端末を貸し出すようにしました。 この変更により、ユーザが端末を取り出したにもかかわらずログインのために必要な情報がユーザに届いていない可能性が生じます。この場合にはユーザサイトでメールの内容を確認していただくか、端末を一旦返却して再度貸し出すようにしてください。 (貸出期限管理サーバー 1.2.13.0 - 1. の修正に対応しています。)

2. 管理者による返却操作をする際に、「QRコードの提示をせずにPCを格納した際」「複数のPCを連続して格納しようとした際」に異常な動作することがある不具合を修正しました。

3. OnSen に格納中の PC に対して20Vでの給電をするかどうかを「常時（既定）」「適切なPCと確認された場合のみ」とで設定により切り替えられるようにしました。

4. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 貸出期限管理サーバー 1.2.13.0

1. 貸し出しに伴いケーブルを抜いた時に、貸出通知のメール送信に長時間かかったり失敗したりする状況においても、迅速にトレイを開いて端末を貸し出すようにしました。 この変更により、ユーザが端末を取り出したにもかかわらずログインのために必要な情報がユーザに届いていない可能性が生じます。この場合にはユーザサイトでメールの内容を確認していただくか、端末を一旦返却して再度貸し出すようにしてください。 (本体 2.2.2.8 - 1. の修正に対応しています。)

2. LDAPサーバとの通信内容を改善し、貸出時にトレイが開くまでの時間を短縮しました。また、LDAPサーバの処理が遅延し10秒以上かかった際においても、ユーザへの貸出状態に異常が生じないようにしました。

3. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 本体 2.2.2.7

1. PC 稼働中に本体電源ボタンを押した際に相当する信号をOnSen から送ることで、PC をシャットダウンできるようにしました。

2. OnSen に格納された PC のバッテリー残量が非常に少なく、かつその PC に対する起動処理に失敗した際に、PC が異常な状態であると判定しないことがある不具合がありました。 これを「PC の起動ができていません」との状態と判定するように修正しました。

3. 貸出処理においてケーブルを抜く前に PC を持ち上げる操作により処理をキャンセルする際に、「PC の手前側を持ち上げる」だけで処理がキャンセルされるようになりました。 (OnSen 2019 モデル以前は非対応)

4. 返却処理中において PC を持ち上げる操作により PC を置きなおす際に、「PC の手前側を持ち上げる」だけでトレイが開錠されるようになりました。 (OnSen 2019 モデル以前は非対応)

5. その他、軽微な不具合修正。

CO-OnSen 貸出期限管理サーバー 1.2.12.0

1. 軽微な不具合修正。

CO-OnSen 本体 2.2.2.6

1. 安定稼働のために行っていた日次の再起動を、電源の再投入ではなくサービスの再起動により実施するように変更しました。

2. 格納中の PC の情報を更新できていない場合においても、ユーザーへの貸し出しに影響がないと判断できる状況であれば貸出可能となるように仕様を変更しました。

3. 「ケーブルが繋がっていることが期待される状態」において不意にケーブルが抜けていると判定された際に、一度センサー類をリセットして再度確認するように改善しました。

4. その他、軽微な不具合修正。