ほたてLinuxモジュール　2023年12月20日版

対応する動作環境

• CO-Colors ほたて（サーバー） 2023年8月版 (Updated 2023/12/7)

パッケージの入手

ほたてLinuxモジュールは、使用するディストリビューション・ディストリビューションのバージョン・カーネルバージョンの組み合わせに合わせて、個別のパッケージを使用する必要があります。 詳細についてはCO-CONVにお問い合わせください。

変更内容

機能追加・改善・対応拡大

• ドライバでTRIMを処理できるようになりました。[HOTA-835] [HOTA-958]
• AlmaLinux 9, Rocky Linux 9, MIRACLE LINUX 9, Red Hat Enterprise Linux 9 に対応しました。[HOTA-993]
  • カーネルは5.14系です。
• AlmaLinux 8, Rocky Linux 8 に対応しました。[HOTA-1153]
  • カーネルは4.18系です。
• Ubuntu 23.04 に対応しました。[HOTA-1114]
  • カーネルは6.2系です。
• リクエストのタイムアウト時間のバックオフ倍率を指定できるようになりました。[HOTA-971]
• リクエストのパケットの送信・受信のそれぞれの総サイズを元に、リクエストの実行開始を制御できるようになりました。[HOTA-959]
• MonitorClient での起動時間取得のためのドライバ側実装を追加しました。[HOTA-1178]

不具合修正

• シャットダウン時にセッション再確立の必要が発生するとリクエストの処理ができなくなる問題のを修正しました。[HOTA-937]
• オンメモリログへの書き込み時に長さにヌル文字が含まれていなかったバグをを修正しました。[HOTA-984]
• シャットダウン時、Shutdownリクエストの後にKeepAliveが発生することがある問題をを修正しました。[HOTA-813]
• シャットダウン時、Shutdownリクエストの後にRead,Writeが発生することがある問題をを修正しました。[HOTA-942]
• サーバーから来るエラーパケットのメッセージの長さが検証されていない問題を修正しました。[HOTA-918]
• サーバーが返すエラーパケットの形式が不統一だった問題がサーバー側で修正されたことに対応しました。[HOTA-945]
• 一部の環境で、GRUB の起動前にエラーメッセージが表示される問題に対応しました。[HOTA-956]
• StreamServer ではなく BootMenuServer の MaxDataSizePerPacket の値が使われていた問題を修正しました。[HOTA-1121]
• Linuxドライバが servers.txt に設定された MaxDataSizePerRequest の値より大きなリクエストを送出する問題を修正しました。[HOTA-1120]
• WRITE/TRIMリクエスト送信中にエラーが生じた後、次のパケット送信時にNULL参照でクラッシュする問題を修正しました。[HOTA-1131]
• RHEL9 系において、パッケージマネージャー（dnf）によるパッケージカーネルのインストールに失敗する問題の回避策を実装しました。[HOTA-1108]
  • 具体的手順は、doc/ またはパッケージ内の RHEL9_Kernel_Update.md を参照してください。
• RHEL9 系において、古いバージョンで使用していたファイルを削除する hotate-remove-old-files サービスの実行に失敗する問題を修正しました。[HOTA-1227]

その他

• パッケージをビルドした際の環境を、より詳細に記録するようにしました。
  • パッケージに含まれる HOTATE_BUILD_INFO 及び、それがインストール時にコピーされる /etc/HOTATE_BUILD_INFO の情報が増えました。