概要
Windows 11 24H2 では、暗号化の機能が標準で有効化されるようになりました。インストールする際には、次の設定をしてください。
- デバイスの暗号化の設定を無効にする
- BitLocker を無効にする (暗号化されている場合には暗号化を解除してください)
また、ユーザーアカウントについては、以下の設定を行ってください。
- ユーザーアカウントは、ローカルアカウントまたは Active Directory を使用する
Windows 11 24H2 の各機能への対応については、今後拡充していきます。
詳細
デバイスの暗号化の設定を無効にする手順
- スタートメニューから「設定」をクリックします。
- 設定メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
- 「デバイスの暗号化」をクリックします。
- 「デバイスの暗号化」セクションで、「オフにする」ボタンをクリックします。
確認メッセージが表示されたら、「オフにする」を再度クリックして確認します。
BitLocker で暗号化されたボリュームの暗号化を解除する手順
コマンドラインで無効化する手順
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コマンドプロンプトを管理者として実行します。
スタートメニューからcmd
と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。 -
BitLockerの無効化コマンドを実行します。
暗号化を解除したいドライブの暗号化を無効化するために、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。(例:Cドライブの場合)manage-bde -off C:
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暗号化解除のプロセスの完了を待ちます。
進行状況はコマンドプロンプトに表示されます。
暗号化が解除されたことを確認する手順
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コマンドプロンプトを管理者として実行します。
上記と同様に、コマンドプロンプトを管理者として実行します。 -
特定のドライブの BitLocker 状態を確認するために、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。(例:Cドライブの場合)
manage-bde -status C:
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状態を確認します
コマンドの出力に「変換状態」が「暗号化は完全に解除されています」と表示されていれば、暗号化が解除されています。