概要
CO-Colors ほたて管理下の端末では、内蔵ディスクの NTFS パーティションを Windows の仮想メモリ(pagefile)用として使用します。 本ドキュメントでは、この仮想メモリ用のパーティションに割り当てられるドライブレターを端末間で統一できない理由と、その課題への対処方法について説明します。
Windows では、ドライブレターとパーティション GUID の対応が端末ごとに管理されているため、同じ構成の端末であってもドライブレターが一致しないことがあります。 ここでは、HotateFormatter を利用してパーティション GUID を統一し、ドライブレターの一貫性を実現する方法を紹介します。
必要なスクリプトについて
今回の「ドライブレター統一手順」を実施するためには、本ドキュメントに添付されているスクリプト 11_Set_Guid_Ntfs.sh を HotateFormatter の HFextra.tgz に追加する必要があります。
注意事項
この資料は CO-Colors ほたての標準構成として提供されるものではありません。参考情報としてご提供するものであり、ご利用の影響については各自の責任にてご判断ください。
動作環境
本手順は以下のバージョンで動作確認を行っています。
- HotateFormatter:2024.8.1.1
- CO-Colors ほたて:2024.8.1.4(Updated 2025/05/22)
利用方法
HFextra.tgz のカスタマイズと配置
スクリプト 11_Set_Guid_Ntfs.sh を HFextra に追加し、ほたてサーバーに配置します。
- 11_Set_Guid_Ntfs.tgz をダウンロードし、展開して
11_Set_Guid_Ntfs.shを取得します。 HFextra.tgzは、ほたてサーバーの以下のパスから取得します。
C:\Program Files\CO-CONV\HotateFormatter\tftp\HFextra.tgzHFextra.tgzを展開し、11_Set_Guid_Ntfs.shをHFextra/scriptsディレクトリに配置します。- 再度アーカイブ
HFextra.tgzを作成し、各ほたてサーバーの以下のパスに配置します。
C:\ProgramData\CO-CONV\HotateTftp\tftp
注意
展開したときに HFextra/scripts/... という構成になるように、HFextra.tgz を作成してください。
HFextra/HFextra/... のような多重構成になると、スクリプトが正しく実行されない可能性があります。
HotateFormatter 実行による設定作業
内蔵ディスクの NTFS パーティション設定を行います。
この作業は、対象端末ごとに個別に実施する必要があります。
- 対象端末を HotateFormatter で起動します。
- 「Which work do you want?」画面で以下を選択します。
2: Execute additional commands
(→ 内蔵ディスクがフォーマット済みで、NTFS パーティションの GUID 設定のみを行う場合)3: Both
(→ 内蔵ディスクの初期フォーマットと GUID 設定の両方を行う場合)
ドライブレターの変更手順
※ 端末の内蔵ディスクの NTFS パーティションには、D ドライブが割り当てられていることを前提として説明します。
- 対象のディスクイメージを 更新モード で起動します。
- 「システムのプロパティ」 → 「詳細設定」 → 「パフォーマンス」 → 「設定」
→ 「詳細設定」 → 「仮想メモリ」 → 「変更」から D ドライブのページファイル設定を削除します。 - 設定を保存して Windows を再起動します。
- 「ディスクの管理」ツールで D ドライブを希望のドライブレター(例:V)に変更します。
- 再度「仮想メモリ」設定画面を開き、V ドライブにページファイルを割り当てます。
- 設定を保存して Windows を再起動します。
- ドライブレターが変更されていること、ページファイルがドライブレターを変更したパーティションに設定されていることを確認します。
- Windows をシャットダウンし、ディスクイメージの更新作業を完了します。