CO-CONV サポート

文章番号14-002

パーティション作成ツールにおいて、本来エラーとすべきではない状況においてもエラーと表示していた

公開
2014年04月02日
対象製品
  • ReadCache 4.5.0.1

概要

パーティション作成ツールを利用してパーティションを作成しようとした際に、 処理に成功しているにも関わらず「パーティションの作成に失敗しました」というエラーが表示されることがあります。
また、このエラーが表示されたあとに、パーティション作成ツールを再度実行すると、 キャッシュ パーティションは既に作成されています。

詳細

パーティション作成ツールでは次の 2 つの処理を実行しています。

  1. パーティション テーブルに ReadCache 用のキャッシュ パーティションを登録する
  2. パーティションの先頭に ReadCache が情報を管理するためのデータを書き込む。

このうち、環境によっては 2. の処理が失敗することがあります。

そこで、本修正 (ReadCacheClient 4.5.0.2) では暫定的に、2. の処理に失敗したときにはエラーとしないように変更しました (※ 抜本的な修正は次のバージョンで実施します)。
2. の処理に失敗した場合においても、その後の再起動時に 2. の処理が実施されるため、標準的な設定においては動作には影響ありませんでした (仮想ディスク上の Release on panic フラグが有効である場合)。

対策

ReadCacheClient.dll を 4.5.0.2 以降に更新してください。

更新手順は【文章番号14-001】ReadCacheClient.dll の更新手順を参照してください。

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