CO-CONV サポート

文章番号18-002

ReadCache4.6.4.0 の変更点一覧

公開
2018年03月19日
更新
2018年06月12日
対象製品
  • ReadCache 4.6.4.0

概要

ReadCache4.6.4.0 での変更点一覧を説明します。
直近の公開バージョンである 4.6.3.2 からの更新点となります。

動作環境

サーバー側

  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016

※ 上記サーバー OS の動作条件は Citrix XenDesktop の動作条件により制約されます。

利用者端末側

  • Windows 7 (32bit / 64bit)
  • Windows 8 (32bit / 64bit)
  • Windows 8.1 (32bit / 64bit)
  • Windows 10 (32bit / 64bit)
    • Windows 10 Anniversary Update (バージョン 1607)
    • Windows 10 Creators Update (バージョン 1703)
    • Windows 10 Fall Creators Update (バージョン 1709)
    • Windows 10 April 2018 Update (バージョン 1803)
    • Windows 10 Enterprise 2016 LTSB (バージョン 1607)

※ 上記利用者端末OSの動作条件は Citrix XenDesktop の動作条件により制約されます。

ネットブート環境

  • Citrix Provisioning Services 7.6.4
  • Citrix Provisioning Services 7.12
  • Citrix Provisioning Services 7.13
  • Citrix Provisioning Services 7.14
  • Citrix Provisioning Services 7.15
  • Citrix Provisioning Services 7.16
  • Citrix Provisioning Services 7.17
  • Citrix Provisioning Services 7.18 (2018年6月12日追加)

(7.1〜7.11 でも動作しますが、ご利用にあたっては注意事項がございますのでお問い合わせください)

新機能

PVS 7.16, PVS 7.17, PVS 7.18 に対応しました

PVS 7.16, PVS 7.17 で動作することを確認しています。

(2018年6月12日追加) PVS 7.18 で動作することを確認しています。

ReadCache システムモニターにおいて詳細な起動時間を計測できるようになりました

ReadCache システムモニター コンソールにおいて、「起動時間 (全体)」と「起動時間 (ブートローダー)」の 2 つのカラムが追加されて、従来の「起動時間」カラムが「起動時間 (PVS)」に名前変更されました。

カラム名 詳細
起動時間 (全体) 「ブートローダーの時間 + PVS の時間」が表示されます。ブートローダーの時間を取得できない場合は「---」と表示されます。
起動時間 (ブートローダー) ブートローダーがロードされてから、readcache.sys がロードされるまでの時間が表示されます。情報の取得には UEFI 対応版の CO-Booter が必要です。情報を取得できない場合は「---」と表示されます。
起動時間 (PVS) PVS の StatusTray で表示される起動時間 (PVS のドライバーがロードされてからログオン画面が表示されるまで) が表示されます。

最初の 2 つのカラムはデフォルトでは非表示なので、[表示] > [列の選択] から表示するように設定する必要があります。

新しく追加された 2 つのカラムの情報の記録には、UEFI 対応版 CO-Booter (CO-Store 3.1.2.0 以降に含まれるもの) が導入されている必要があります。UEFI 対応版 CO-Booter の入手や利用にあたっては、CO-Store のライセンスが必要となります。

UEFI 対応版 CO-Booter の動作ログを表示できるようになりました

UEFI 対応版の CO-Booter が動作しているときには、端末の動作ログにおいて CO-Booter の動作ログが表示されます。

この情報は次の手順で確認できます。

  • 端末側において ReadCache クライアント GUI を実行して、[ログ] タブで確認する
  • 端末側においてコマンドラインで ReadCacheClient.exe log を実行する
  • サーバー側において、ReadCacheMonitor コンソールにおいて、端末をダブルクリックする

修正点一覧

  • セキュアブート環境で利用できない不具合を修正しました
  • 502GB より大きい vDisk を扱えない不具合を修正しました
  • ReadCache パーティション作成ツールにおいて、PVS デバイスに 1GB 以上の空き領域があるときに、内蔵ディスクの空き領域が自動的に選択されていなかった不具合を修正しました

更新手順

更新モジュールのダウンロードはこちら

バージョン 4.6.1.0~4.6.3.2 から更新する手順

  1. ReadCache サーバー モジュール、フィルター モジュールを更新します。
  2. ReadCache ドライバー モジュールを更新します。
  3. ReadCache クライアント モジュールを更新します。
    ディスクを更新状態で起動し、「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」から「ReadCache システム4.6 クライアント」をアンインストールします。
    ReadCache クライアントインストーラー 4.6.4.0 を導入します。

バージョン 4.5.以前から更新する手順

ReadCache システム4.6 管理者マニュアルの「10. インストール、アップデート、アンインストールの手順」をご覧ください。