2. PVSregister の利用方法¶
2.1. 事前準備¶
- 端末を所定の場所に設置し、ネットワークケーブルを接続してください。
- 端末の BIOS, UEFI 構成がネットブートする設定となっているかどうかを確認してください。
- その端末に割り振るべきホスト名を調べておいてください。
2.2. 動作の詳細説明¶
- 登録を行うクライアント端末をネットワークブートします。1~2分ほど待つと、以下のウィザード画面が表示されます。ただし、サーバ側でパスワードを入力するように設定している場合にはパスワード入力プロンプトが表示されるので、適切なパスワードを入力してください。
■ うまくいかないときこのような画面が表示されないときには、「端末がネットブートする設定になっていない」「接続したネットワークケーブルが適切ではない」などの可能性があります。確認をしてください。
- 端末のホスト名として設定する文字列を「ホスト名」欄に入力し、「Forward」ボタンをクリックしてください。
サーバに接続して「端末構成情報」を取得します。「サーバからの設定取得に成功しました。」と表示されたことを確認し、「Forward」ボタンをクリックしてください。なお、端末構成情報に複数のPVS サーバ設定が含まれる場合は、「Forward」ボタンをクリックする前に「PVS サーバの選択」コンボボックスより登録先PVS サーバを選択してください。コンボボックス中の項目は「サイト名/コレクション名(ストリームサーバのIP アドレス:ポート)」の形式で表示されます。
- サーバ側では「DHCP への登録」「PVS への登録」などの処理が行われます。以下の画面のように、操作が正常に完了したことを確認し、「Forward」ボタンをクリックしてください。
※ 「PVS などへの登録処理」には、2〜3分程度かかることもあります。
■ うまくいかないときもし「失敗」と表示された場合には、管理者に連絡してサーバの設定ファイルを確認してください。
- サーバから取得した情報が以下の画面のように表示されます。内容を確認し、「Forward」ボタンをクリックすると、パーティション分割及びフォーマットが実行されます。
なお、「パーティション分割」および「フォーマット」を実行すると、端末側のHDD の内容はすべて削除されます。
- パーティションの分割及びフォーマットの進捗・結果が以下の画面のように表示されます。画面上部に「成功しました」と表示されていることを確認して「Forward」ボタンをクリックしてください。
※パーティション設定作業が進行している最中に、ウィザードのウインドウをリサイズすると進捗ログの表示が崩れる場合があります。
- 以上でクライアント端末の登録・パーティション設定作業は完了します。「再起動」もしくは「シャットダウン」のアクションを選択し、「Close」ボタンをクリックしてください。