5.3. 貸出物品の管理

CO-Lemon を利用して貸し出しを行える物品の管理手順を説明します。

貸出物品の登録

「物品の管理・追加>新しい貸出物品を登録」を開き、物品名物品個別管理個数 の値を入力して登録してください。

物品個別管理 の項目については、物品は 「個別貸出」「一括貸出可能」 のいずれかを設定する必要があります。 以下の表を参考に、物品に応じて設定してください。

物品それぞれを区別して貸出を管理したい場合については 「個別貸出」、 区別せずに総数の管理などができればいい場合は 「一括貸出可能」 に設定することを想定しています。

項目 個別貸出 一括貸出可能
QR コード 1つ1つ異なる 共通
名前 1つ1つ異なる 共通
物品画像 個別に設定可能 共通
貸出時に数量を指定 不可 可能
返却後の管理者の確認を要する 設定可能 設定不可

また、個別貸出 の物品については指定個数分の個別貸出物品が自動作成され、それぞれに 物品名 001 の ような連番形式の個別の物品名 (後から 変更 できます。) が 設定されます。

メモ

返却後の管理者の確認を要する の設定が有効な場合、利用者が返却した物品は貸出可能になる前に 管理者の確認待ちという状態になり、返却確認待ちの物品 のページから管理者が 確認し、貸出可能にすることで貸出可能になります。 貸し出す前に故障の確認や清掃・充電などをする必要がある物品において有効に設定することを想定しています。

物品の設定

登録した物品は、登録後のページ、または物品のページの 「編集」 のリンクから

  • 物品名
  • 貸出可能か
  • 返却後の管理者の確認を要するか(※個別貸出物品に限る)
  • 単位
  • ユーザーあたりの最大同時貸出数
  • 物品画像

を設定できます。

個別貸出物品の場合

個別貸出の物品の場合、登録した物品の詳細ページにてにそれぞれの物品名が確認できます。そのリンク先の個別物品ページ 「編集」 リンクから

  • 物品名
  • 物品画像

を設定・変更できます。

バーコードの発行

物品の貸出時に読み取らせるバーコードは 「印刷用バーコードを表示」 のリンクからPDF形式で出力できます。 貸出時と返却時に読み取れるように印刷し、物品に貼り付けたりして利用してください。

物品を返却したことにする

物品は通常のバーコード読み取りによる返却以外にも、物品の詳細ページで返却した扱いに変更することもできます。

物品の詳細ページを開き、 「ステータス」 が貸出中の場合には返却先を選択して 「更新」 ボタンをクリックすることで返却済とすることができます。

返却済みとした後にキャンセルして再度貸出中に戻すことはできません。

貸出物品の削除

物品ページの「削除」のリンクから物品の登録を削除することができます。

物品の登録を削除した後にキャンセルすることはできません。登録が必要な場合は新たに別の物品として登録を行うことになります。

メモ

  • 未返却の物品がある状態では物品を削除できません。
  • 個別貸出物品を1つずつ削除することはできません。

登録物品のエクスポートとインポート

登録した物品の一覧情報は CSV エクスポートとインポートを行えます。

CSV エクスポート

登録物品一覧ページ上部の 「CSV エクスポート」 ボタンを押すと、co-lemon_items.csv というファイルに 登録した物品の一覧情報がエクスポートできます。

CSV インポート

登録物品一覧ページ上部の 「CSV インポート」 ボタンを押し、エクスポートしていた CSV ファイル (co-lemon_items.csv) を指定して、 「アップロード」 を実行すると登録した物品の一覧情報がインポートできます。

メモ

一旦削除した物品をインポートした場合、別の物品として登録されます。