概要
本文書では、ReadCacheシステム が導入済みの環境で、VerifyCache を更新する場合の手順を説明します。
CO-Colors ほたてにおいて VerifyCache を実行する手順は、【文章番号22-007】CO-Colors ほたて SetupServer 2024年8月版の変更点一覧【文章番号22-007】CO-Colors ほたて SetupServer 2023年8月版の変更点一覧【文章番号22-007】(CO-Colors ほたて) キャッシュデータの検証を行う手順 をご覧ください。
詳細
更新手順1 (ドライブマッピングを使う場合)
以下の手順で実施します。
- PVS Console を利用して適用対象の vDisk をドライブマッピング (vDisk のマウント) します。
- 更新モジュールに含まれるファイル VerifyCache.exe を、マウントしたドライブの C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache にコピーします。
※ 念のため、以前のバージョンの VerifyCache.exe をバックアップしておくことをお勧めします。
※ VerifyCache.exe には、 x86 と x64 とがありますので適切な方を選択してください。 - ドライブマッピングを終了します。
- (サーバーフィルターを導入していない場合) 管理者マニュアル の「4.6. ドライブマッピングの後処理を行う」に従って後処理を行います。
- 必要に応じて、vDisk のリビジョンを更新します。管理者マニュアル の「4.4.3. リビジョンを更新する」に従ってください。
更新手順2 (端末を起動する場合)
以下の手順で実施します。
- PVS Console を利用して適用対象の vDisk を更新状態にします。
- クライアント端末を起動して、管理者権限でログオンします。
- ダウンロードした VerifyCache.exe を C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache フォルダーに上書きします。
※ 念のため、以前のバージョンの VerifyCache.exe をバックアップしておくことをお勧めします。
※ VerifyCache.exe には、 x86 と x64とがありますので適切な方を選択してください。 - C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache\VerifyCache.exe の [プロパティ] を開き、ファイルバージョンが更新されたことを確認してください。
- クライアント端末を電源切断します。
- 必要に応じて、vDisk のリビジョンを更新します。管理者マニュアルの「4.4.3. リビジョンを更新する」に従ってください。
- vDisk を更新状態から戻します。
VerifyCache のバージョン確認方法
VerifyCache のバージョンは、以下の方法にて確認できます。
C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache 中の “VerifyCache” の [プロパティ] を開き、[詳細] タブの中のファイルバージョンを確認してください。