概要
ReadCacheシステム 5.0 が導入済みの環境で、ReadCache クライアント の修正モジュールを適用する手順を説明します。 (「修正モジュール」は、個別の実行ファイルを ZIP ファイルの形式で配布している差分パッチのことをいいます)
ReadCache をバージョンアップする場合、基本的にはインストーラーを利用した更新手順を実施していただくことになります。
インストーラーを利用したバージョンアップ手順は 【文章番号18-007】CO-Store , ReadCache , PVS の各種モジュールのバージョンアップ手順 をご覧ください。
詳細
ここでは 2 通りの手順を説明します。 いずれかの手順に従って作業を実施してください。
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方法1: vDisk をマウントする手順
サーバー側において、vDisk をマウントして修正モジュールを適用します。 端末を起動する必要がないため、後述の起動して置き換える手順に比べて手順が簡単です。 -
方法2: 端末を起動する手順
サーバー側において vDisk の更新を開始して、端末を起動して修正モジュールを適用します。 通常の vDisk の更新手順と同じ手順で実施していただけます。
以下では、それぞれの手順を説明します。
方法1: vDisk をマウントする手順
ReadCache 5.0 ユーザー マニュアルの vDisk をマウントするときの手順 に従って作業を行います。
上記手順のうちの 必要な作業を実施 の箇所において、マウントしたドライブの Program Files\CO-CONV\ReadCache
に対して修正モジュール内のファイルを上書きコピーしてください。
注意事項
- 念のため、コピー前のモジュールをバックアップしておくことをお勧めします。
- 修正モジュールには x86 版と x64 版が分かれている場合があります。適用対象の OS のアーキテクチャに応じて、適切な方を選択してください。
方法2: 端末を起動する手順
ReadCache 5.0 ユーザー マニュアルの 仮想ディスクの更新手順 に従って作業を行います。
上記手順のうちの 一連の修正作業 の箇所において、以下の作業を実施します。
- クライアント端末に管理者権限でログオンします。
C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache
フォルダーに対して、修正モジュール内のファイルを上書きコピーします。
注意事項
- 念のため、コピー前のモジュールをバックアップしておくことをお勧めします。
- 修正モジュールには x86 版と x64 版が分かれている場合があります。適用対象の OS のアーキテクチャに応じて、適切な方を選択してください。