CO-CONV サポート

文章番号22-001

CO-Colors ほたて 2022年1月版の変更点一覧

公開
2022年02月14日
更新
2024年03月12日
対象製品
  • CO-Colors ほたて 2022年1月版

CO-Colors ほたて 2022年1月版の変更点を説明します。

2022年1月版 (Updated 2023/6/14)

リリース日2023年6月14日
公開日2023年6月23日
バージョン番号2022.1.6.16

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2023/4/13) から変化はありません。

  • server
    • tftp\HotateNbp.efi

2022年1月版 (Updated 2023/4/13) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    パッケージ内の Server\tftp\HotateNbp.efiC:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server\tftp に上書きコピーします。

修正点

  • 更新モードでネットブートしたときに、端末の起動初期に大きなサイズの書き込みが発生したときの処理が不十分であり、ネットワークが不安定な環境で起動が途中で止まってしまう不具合を修正しました。 [HOTA-1046]
    通常、端末の起動初期には大きなサイズの書き込みは発生しませんが、Sysprep を実行したあとの起動時に発生することが確認されています。そのため本現象は、更新モードで Sysprep を実行したあと、再起動時にネットワークが不安定なときに発生する可能性があります。

2022年1月版 (Updated 2023/4/13)

リリース日2023年4月13日
公開日2023年6月7日
バージョン番号2022.1.6.15

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2023/2/17) から変化はありません。

  • server
    • BootMenuServer
    • HotateSprayServer
    • LogServer
    • ManageServer
    • StreamServer
    • tftp\HotateNbp.efi
  • Client
    • MonitorClient

2022年1月版 (Updated 2023/2/17) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    1. 次のサービスを最初に停止します: HotateBoot Watchdog
    2. 次のサービスを停止します: HotateBoot BootMenu ServerHotateBoot Log ServerHotateBoot Spray ServerHotateBoot Stream Server
    3. パッケージ内の Server 内のフォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします。
    4. 次のサービスを開始します: HotateBoot BootMenu ServerHotateBoot Log ServerHotateBoot Spray ServerHotateBoot Stream Server
    5. 次のサービスを最後に開始します: HotateBoot Watchdog
  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。

修正点

  • StreamServer と BootMenuServer において、ManageServer と通信できなくなったあとに、コンソールで変更した設定が反映されなくなることがある不具合を修正しました。 [HOTA-1002]
    サーバーの負荷が高いときに ManageServer との通信に失敗すると、「オフライン DB の更新スレッドが終了します。」というログが出力されて、データベース上の情報が反映されなくなることがありました。この状態から復旧するには、StreamServer や BootMenuServer サービスを再起動する必要がありました。
    また、同じ問題を引き起こす可能性がある HotateSprayServer、LogServer についても修正しました。
  • MonitorClient において、サーバーとの通信に失敗したあと、サーバーに端末の状態を送付しなくなることがある不具合を修正しました。 [HOTA-1013]
    端末の負荷が高いときにサーバーへのデータ送信に失敗すると、定期的な状態の送信処理が停止してしまう可能性がありました。 この現象から復旧するには、モニタークライアントサービスを再起動する必要がありました。
  • ManageServer において、データベースと通信できなくなったあと、ライセンス情報の取得処理が停止する問題を修正しました。 [HOTA-1030]
    この状態から復旧するには、ManageServer サービスを再起動する必要がありました。
  • 一部のネットブートできない端末に対して、ネットブートするためのオプション SetVariablesBeforeChainBoot に対応しました。 [HOTA-999]
    この機能を有効にするには、CO-Booter (UEFI) バージョン 1.3.0.1 以降が必要になります。

2022年1月版 (Updated 2023/2/17)

リリース日2023年2月17日
公開日2023年2月18日
バージョン番号2022.1.6.14

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/9/7) から変化はありません。

  • server
    • HotateSprayServer\lib_vhd2.dll
    • ManageServer\lib_vhd2.dll
    • StreamServer
    • tftp\HotateNbp.efi
    • Tools\lib_vhd2.dll
  • Client
    • x64\HotateCache.sys
    • x64\HotateDriver.msi
    • x64\HotateMp.sys
    • lib_vhd2.dll

2022年1月版 (Updated 2022/11/28) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    1. CO-Booter (UEFI) を 1.3.0.0 に更新します。
      セキュアブートをご利用の環境では この手順を忘れると端末が起動できなくなるので注意してください
    2. 次のサービスを最初に停止します: HotateBoot Watchdog
    3. 次のサービスを停止します: HotateBoot Stream ServerHotateBoot Spray ServerHotateBoot Manage Server
    4. パッケージ内の Server 内の次のフォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします: HotateSprayServer, ManageServer, StreamServer, tftp, Tools
    5. 次のサービスを開始します: HotateBoot Stream ServerHotateBoot Spray ServerHotateBoot Manage Server
    6. 次のサービスを最後に開始します: HotateBoot Watchdog
  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。

修正点

  • ドライバーのインストーラーを Client\x64\HotateDriver.msi に追加しました。 [HOTA-853]
  • 更新モードで起動したあと、更新端末を更新前のバージョンで起動すると、キャッシュ不整合が発生することがある不具合を修正しました。 [HOTA-948]
    詳しくは 【文章番号23-004】(CO-Colors ほたて) 更新モードで起動したあと、更新端末を更新前のバージョンで起動すると、キャッシュ不整合が発生することがある をご覧ください。
  • キャッシュが十分に溜まっている端末において、起動中の端末がコンソールで停止状態として表示されたり、シャットダウンに 2 分程度の時間を要する不具合を修正しました。 [HOTA-968]
  • VHDX ライブラリー (lib_vhd2.dll) において、vhdx ファイルを開くときにハンドルを二重解放していた不具合を修正しました。 [HOTA-827]
    この修正により、【文章番号22-009】(CO-Colors ほたて) 一部の Stream Server から端末が起動しなくなることがある の不具合が発生しなくなりました。また、端末の起動時に Operation is not valid due to the current state of the object. というエラーが表示されることもなくなりました。
  • コード署名の EV 証明書を新しいものに更新しました。これにより、セキュアブートするためには CO-Booter (UEFI) 1.3.0.0 以降が必要になります。
  • Stream Server において、端末からの書き込みリクエストのエラー処理を改善しました。 [HOTA-311]
  • 各種 Linux でのネットブートに対応しやすくするために、端末内の EFI パーティションの EFI/CO-CONV/hotateboot.csv に、チェーンブートするブートローダーのパスを記述できるようになりました。 [HOTA-809]
  • 端末の起動時にキャッシュ容量が足りないときに、HotateFormatter による フォーマットを実施しないまま起動してしまう問題を修正しました。 [HOTA-904]
  • 端末の起動時にキャッシュ容量が足りないときに、ReadCache 無効で起動する処理が動かないことがある問題を修正しました。 [HOTA-903]
  • 一部端末において EFI パーティション内のフォルダー名が 8.3 形式に変わってしまうことがある問題を修正しました。

2022年1月版 (Updated 2022/11/28)

リリース日2022年11月28日
公開日2022年12月02日
バージョン番号2022.1.6.13

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/9/7) から変化はありません。

  • server
    • StreamServer
    • Tools
    • tftp\HotateNbp.efi
  • Client
    • HotateClient

2022年1月版 (Updated 2022/9/7) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    1. 次のサービスを最初に停止します: HotateBoot Watchdog
    2. 次のサービスを停止します: HotateBoot Stream Server
    3. パッケージ内の Server 内の次のフォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします: tftp, StreamServer, Tools
    4. 次のサービスを開始します: HotateBoot Stream Server
    5. 次のサービスを最後に開始します: HotateBoot Watchdog
  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。

修正点

  • HotateClient の ShowCache コマンドにおいて、フルキャッシュが完了していないにもかかわらず、Cached ratio に 100.0 % と表示してしまう不具合を修正しました。 [HOTA-923]
  • HotateAdmin の MountVhdx コマンドに対して、/store オプションを追加しました。 [HOTA-856]
  • 端末の起動時に [UdpBlockIo] Failed to Receive Packet (SESSION RES) : Time out という大量のエラーが表示される現象を修正しました。 [HOTA-893 の追加修正]
  • HotateNbp において、エラーが発生したときや、セッション再確立を行うときの挙動を改善しました。 [HOTA-907, HOTA-939]
  • Stream Server において、ディスクの読み書きなどのエラーが発生したときのログ出力を改善しました。 [HOTA-928]
  • Stream Server において、ディスク容量が足りないなどの理由により、データの書き込みに失敗したときに、ディスクが破損する状況のまま動き続けるのではなく、端末がフリーズするようになりました (ディスクの空き容量が確保されたときには、フリーズ状態は解消します) [HOTA-935]

2022年1月版 (Updated 2022/9/7)

リリース日2022年9月7日
公開日2022年9月14日
バージョン番号2022.1.6.12

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/8/2) から変化はありません。

  • Client
    • HotateSprayClient
    • HotateClient
  • server
    • StreamServer
    • tftp\HotateNbp.efi

2022年1月版 (Updated 2022/8/2) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    1. 次のサービスを最初に停止します: HotateBoot Watchdog
    2. 次のサービスを停止します: HotateBoot Stream Server
    3. パッケージ内の Server 内の次のフォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします: tftp, StreamServer
    4. 次のサービスを開始します: HotateBoot Stream Server
    5. 次のサービスを最後に開始します: HotateBoot Watchdog
  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。

修正点

  • Stream Server において、更新モードのディスクを開くときに、チェーン途中の vhdx ファイルを開けないと、別のサーバーで開こうとしたときに「このプロセスはファイルにアクセスできません。」というエラーが出る問題を修正しました。 [HOTA-876]
  • Stream Server において、ディスクを開けなかったときのエラーメッセージを改善しました。 [HOTA-875]
  • HotateClient の UpdateBootMenu コマンドにおいて、フルキャッシュ対象のディスクが変わったときに、「オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。」というエラーが出ることがある問題を修正しました。 [HOTA-877]
  • HotateSprayClient をタスクスケジューラーやサービスから実行したときに、標準出力に実行ログが出力されるように修正しました。 [HOTA-873]
  • 端末の起動時に [UdpBlockIo] Failed to Receive : Time out という大量のエラーが表示される現象を修正しました。 [HOTA-893]

2022年1月版 (Updated 2022/8/2)

リリース日2022年8月2日
公開日2022年8月2日
バージョン番号2022.1.6.11

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/7/21) から変化はありません。

  • Client
    • HotateSprayClient

2022年1月版 (Updated 2022/7/21) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。

修正点

  • HotateSprayClient において、一部の SD カードリーダーが接続されるているときに「オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。」というエラーが表示されて、実行に失敗する問題を修正しました。 [HOTA-836]

2022年1月版 (Updated 2022/7/21)

リリース日2022年7月21日
公開日2022年7月22日
バージョン番号2022.1.6.10

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/6/7) から変化はありません。

  • Client
    • HotateClient

2022年1月版 (Updated 2022/6/7) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。
    端末側更新機能を USB ブートで実施している場合は、USB メモリーの中の HotateClient モジュールも更新してください。

修正点

  • 端末側でディスク更新を行うための HotateClient update コマンドにおいて、更新バージョンのデータのアップロード中にサーバーとの通信が途切れると、新しいバージョンのデータが壊れてしまう問題を修正しました。 [HOTA-865]

2022年1月版 (Updated 2022/6/7)

リリース日2022年6月21日
公開日2022年6月7日
バージョン番号2022.1.6.9

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/4/14) から変化はありません。

  • Server
    • ManageServer
    • MonitorServer
    • tftp
    • Tools
  • Client
    • HotateClient

2022年1月版 (Updated 2022/4/14) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    1. 次のサービスを最初に停止します: HotateBoot Watchdog
    2. 次のサービスを停止します: HotateBoot Manage ServerHotateBoot Monitor Server
    3. パッケージ内の Server 内の次のフォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします: ManageServer, MonitorServer, tftp, Tools
    4. 次のサービスを開始します: HotateBoot Manage ServerHotateBoot Monitor Server
    5. 次のサービスを最後に開始します: HotateBoot Watchdog
  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。
    フルキャッシュのオフラインブート機能を利用している場合には、端末の EFI パーティション内に配置している HotateNbp.efi を、パッケージ内の Server\tftp\HotateNbp.efi に置き換えてください。

改善点

  • ほたてコンソール、モニター コンソールにおいて、ページのフッター領域にバージョン番号を表示するようになりました。 [HOTA-754, HOTA-759]
  • HotateNbp (ブートローダー) において、ファイルへのログ出力機能を改善しました。 [HOTA-834, HOTA-844]
    • ネットブート時にもファイルにログ出力できるようになりました。
    • いままでは、1回分の起動時のログのみが記録されていましたが、過去 5 回分のログが保存されるようになりました。
    • ログの出力先が EFI パーティションの直下から EFI\CO-CONV\log に変わりました。
    • ログの出力フォーマットを改善しました。

修正点

  • HotateAdmin の CleanUpStore コマンドを実行したときに、「X 番目の子が不正」というエラーが出ることがある不具合を修正しました。 [HOTA-842]
    派生元のディスクを削除しているときに、このようなエラーが出力されていました。問題が出るディスクについては、ディスクのマージが実施されていませんでした。
  • HotateClient において、一部の SD カードリーダーが接続されているときに「オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。」というエラーが表示されて、実行に失敗する問題を修正しました。 [HOTA-836]
  • ほたてコンソールにおいて、背景色がページ全体に適用されるように修正しました。 [HOTA-754]
  • モニター コンソールにおいて Domain Users グループのユーザーでログインできない問題を修正しました。 [HOTA-845]

2022年1月版 (Updated 2022/4/14)

リリース日2022年4月14日
公開日2022年5月23日
バージョン番号2022.1.6.8

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/2/28) から変化はありません。

  • Client\x64\HotateCache.sys
  • Client\x64\HotateMp.sys
  • Client\HotateClient
  • Server\tftp\HotateNbp.efi
  • Server\Tools

2022年1月版 (Updated 2022/2/28) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    パッケージ内の Server 内の tftp フォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします。

  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。
    フルキャッシュのオフラインブート機能を利用している場合には、端末の EFI パーティション内に配置している HotateNbp.efi を、パッケージ内の Server\tftp\HotateNbp.efi に置き換えてください。

改善点

  • 端末側でディスク更新を行うための HotateClient update コマンドを追加しました。 [HOTA-509]
  • Alma Linux および Rocky Linux に対応しました。 [HOTA-764]
  • HotateClient VerifyCache udp の動作を高速化して、表示を改善しました。 [HOTA-685]

修正点

  • 端末を更新モードで起動中にパケット ロスが発生すると、パフォーマンスが低下する問題を修正しました。 [HOTA-746]
  • オフラインのフルキャッシュ環境で Write Cache Persistent を利用しているときに、差分更新後の初回起動で修復モードに入ってしまう問題を修正しました。 [HOTA-810]
  • DHCP Option 17 を利用したサーバーの冗長化を実施しているときに、DNS サーバーの冗長化が機能しないことがあった問題を修正しました。上位の DNS サーバーが複数存在して、上位のものがネットワーク上に存在しないときに発生していました。 [HOTA-753]
  • Linux をセキュアブートで起動できないことがあった不具合を修正しました。 [HOTA-755]
    他のシステムでセキュアブートした際の設定が UEFI 内に残っていたときに、Linux をセキュアブートで起動できないことがありました。
  • HotateClient の StoreSecondaryCacheVerifyCache コマンドを実行中に、一時的なパケット ロスが発生したときに、エラーが表示されないように修正しました。また、通信エラーの表示を改善しました。 [HOTA-752]
  • HotateClient の UpdateBootMenu コマンドで、開始直後にサーバーと通信できない状態だと、その後、通信できるようになったとしても disk not found for disk 00000000-0000-0000-0000-000000000000 というエラーが出続けてしまう問題を修正しました。 [HOTA-821]
  • HotateClient の SyncEfi コマンドで、内蔵ディスクに GPT や EFI パーティションが存在しないときのエラーメッセージを改善しました。 [HOTA-750]
  • Linux をフルキャッシュ環境で起動するときに FullCacheBlockIoRead called というエラーが表示されることがある不具合を修正しました。 [HOTA-814]
  • Windows のフルキャッシュ環境で、データが記録されていない領域を読もうとしたときに読み取りエラーになる現象を修正しました。 [HOTA-816]

2022年1月版 (Updated 2022/2/28)

リリース日2022年2月28日
公開日2022年2月28日
バージョン番号2022.1.6.7

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/2/14) から変化はありません。

  • Client\x64\HotateCache.sys
  • Client\MonitorClient
  • Server\tftp\HotateNbp.efi
  • Server\MonitorServer

2022年1月版 (Updated 2022/2/14) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    1. 次のサービスを最初に停止します: HotateBoot Watchdog
    2. 次のサービスを停止します: HotateBoot Monitor Server
    3. パッケージ内の Server 内の MonitorServer フォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします。
    4. 次のサービスを開始します: HotateBoot Monitor Server
    5. 次のサービスを最後に開始します: HotateBoot Watchdog
    6. C:\ProgramData\CO-CONV\HotateBoot\tftp に対して HotateNbp.efi を上書きコピーします。
  • 各イメージに対して実施する作業

    SetupServer.zip に含まれている SetupServer/HotateScriptingTools 利用してクライアントモジュールを更新します。

変更点

  • 2021年8月版までをフルキャッシュした端末を、2022年1月版に差分更新できるようになりました。 [HOTA-728]
  • Hotate Monitor に自動ログオン・情報の即時送信・プロセスの実行 API を追加しました。 [HOTA-734]

2022年1月版 (Updated 2022/2/14)

リリース日2022年2月14日
公開日2022年2月14日
バージョン番号2022.1.6.6

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2022年1月版 (Updated 2022/1/28) から変化はありません。

  • Server\tftp\HotateNbp.efi

2022年1月版 (Updated 2022/1/28) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業

    パッケージの Server 内の tftp フォルダーを C:\Program Files\CO-CONV\HotateBoot\Server に上書きコピーします。

  • 各イメージに対して実施する作業

    (フルキャッシュのオフラインブート機能を利用している場合のみ) 端末の EFI パーティション内に配置している HotateNbp.efi を、パッケージ内の Server\tftp\HotateNbp.efi に置き換えてください。

変更点

  • Linux のセキュアブートでの起動に対応しました。 [HOTA-730]
    Windows 10、Windows 11、Ubuntu、CentOS のそれぞれでセキュアブートで起動できるようになりました。導入手順はお問い合わせください。

2022年1月版 (Updated 2022/1/28)

リリース日2022年1月28日
公開日一般非公開
バージョン番号2022.1.6.5

以前のリリース CO-Colors ほたて 2021年8月版 (Updated 2022/1/26) からの変更点を列挙しています。

大きな変更点

  • インストール手順がより分かりやすくなりました。
    インストール用のスクリプトを実行すると、必要な設定項目が次々と質問されます。 それに順次回答するだけでインストール作業が完了します。
  • Windows 11、Windows Server 2022 に対応しました。
    あわせて 【文章番号22-002】(CO-Colors ほたて) Windows 11 をイメージ化する際の注意点 もご覧ください。
  • フルキャッシュイメージの配信を柔軟に実施する HotateSpray を追加しました。 [HOTA-278]
    中継配信・ブロードキャスト配信・ユニキャスト配信などを随時切り替えながら配信します。
  • キャッシュデータを暗号化できるようになりました。 [HOTA-634]
    この機能はネットブート・フルキャッシュのいずれの場合においても利用できます。 標準設定においては、従来どおり暗号化しない設定となっています。
  • ディスクイメージをフルキャッシュする際に、端末側で消費するディスク容量が少なくなりました。 [HOTA-689]
    不要になった領域 (削除されたファイルのデータなど) をフルキャッシュしなくなったため、端末側のキャッシュ消費量が必要最小限の容量になりました。
  • ネットブートによる通信時にパケットロスが発生した際の待ち時間を動的に変更することで、パケットロスが生じやすい環境における端末起動の性能を改善しました。 [HOTA-598, HOTA-644]
  • ネットブートした際に端末にキャッシュパーティションが存在しないときには、自動的に Write Cache モードが Server cache として動作するようになりました。 [HOTA-430]
    内蔵ドライブが故障したり交換した直後においても、何ら操作をすることなく起動できるようになりました。
  • 1TB 以上のサイズのディスクで起動できるようになりました。 [HOTA-382] 今後多くのアプリケーションを搭載する環境においても安心してディスクイメージの容量を拡張できます。 この場合においても、端末内蔵ドライブのキャッシュ消費量は「アプリケーションの起動などで利用した分だけ」となります。 なお、ディスクサイズ1TBの場合には物理メモリ250MB程度を作業領域として必要とします。
  • フルキャッシュ用のキャッシュ領域をネットブート時に作成するようになりました。 [HOTA-572]
    いままではフルキャッシュ用のキャッシュ領域を作成するためには HotateClient UpdateBootMenu を実行したあとに再起動する必要がありましたが、ネットブート環境においては起動時に作成するようになりました。
    また、ブートメニューでフルキャッシュ指定が解除された場合、端末起動時にフルキャッシュ領域が削除されるようになりました (削除する前には Do you want to delete full cache data? という警告が表示されて Y を入力したときにのみ削除します)。

その他の改善点

Stream Server

  • Manage Server が停止しているときに端末が起動すると、コンソール上で端末の電源が切れた状態となっていましたが、Manage Server が開始した段階で起動状態に変わるように修正しました。 [HOTA-659]
  • 端末ごとの通信ログを記録する機能を追加しました。 [HOTA-646]
    各サーバーの nlog.config で有効に設定できます。
  • 端末とサーバー間のネットワークが一時的に切断されたときに、Write Cache モードが Server cache の端末がサーバーに接続できなくなる不具合を修正しました。 [HOTA-683]
  • ストレージが停止していると判断するまでの時間を 1 秒から 5 秒に変更しました。また、StoppedStorageDetectTimeout で時間をカスタマイズできるようになりました。 [HOTA-636]
  • セッションの監視を行う時間間隔を SessionCheckInterval でカスタマイズできるようになりました (デフォルト 10 秒)。 [HOTA-664]
  • セッションの再接続時に即座にデータベースに反映するかどうかを AlwaysUpdateDbOnSessionReconnect で指定できるようになりました (0: 反映しない、1: 反映する、デフォルト 0)。 [HOTA-664]
    2021年8月版以前のころは 1 の挙動でしたが、データベースのパフォーマンスを改善するために導入されました。即座に反映しないときにも SessionCheckInterval 秒ごとにデータベースに反映されるため、基本的には 0 のままで問題ありません。
  • 処理中の読み込みリクエストを再受信したときのパフォーマンスを改善しました。 [HOTA-652]

BootMenuServer

  • 端末ごとの通信ログを記録する機能を追加しました。 [HOTA-646]
    各サーバーの nlog.config で有効に設定できます。

Hotate コンソール

  • 端末のプロパティー画面において、電源状態の表示と [停止状態にする] [起動] [シャットダウン] [再起動] を実施できるようにしました。 [HOTA-632]
  • コンソールで [端末を停止の扱いにする] を実行したときに、Stream Server サービスが開いている vhdx を閉じるようになりました。 [HOTA-631]
  • サーバーと通信できないときに表示するエラーを改善しました。 [HOTA-662]
  • バージョンのコメント欄で右クリックしたときに、バージョンに対する操作メニューではなく、ブラウザー標準のコンテキストメニューを表示するようになりました。 [HOTA-501]
  • [端末情報のエクスポート] を実行したときの並び順をホスト名順に修正しました。 [HOTA-668]
  • ライセンス一覧の種類で「構築版」を利用している場合に「開発版」と表示していたミスを修正しました。 [HOTA-678]
  • ラベルのプロパティーのアイコンが切れていたのを修正しました。いくつかのポップアップのタイトル文字のサイズを大きくしました。 [HOTA-672]

モニター コンソール

  • キャッシュ率が 99.99% のときに 100% と表示してしまっていた不具合を修正しました。 [HOTA-527]

HotateAdmin

  • ImportDisk コマンドで対象の vhdx と同じファルダに不正な vhdx がある ときにインポートできない問題を修正しました。

端末側

  • フルキャッシュの差分更新後のマージ時の再起動が不要になりました。 [HOTA-372]
  • HotateClient でフルキャッシュを貯める作業時においても、サーバーの冗長化ができるようになりました。 [HOTA-642]
  • フルキャッシュ起動しているかどうかをレジストリに出力するようになりました。 [HOTA-653]
  • HotateClient の ShowStat コマンドおよび ShowCache コマンドにおいて、端末がフルキャッシュ起動しているかどうかを確認できるようになりました。 [HOTA-667]
  • HotateInfo において、端末がフルキャッシュ起動しているかどうかが確認できるようになりました。 [HOTA-667]
  • HotateClient VerifyCache udp を実行したときに、サーバから一度に転送するデータのサイズが、 servers.txt の MaxDataSizePerRequest として設定された値より大きくならないように変更しました。
  • 端末起動時のセッション確立時のリトライ回数を増やしました。 [HOTA-656]
  • HotateClient UpdateBootMenu でオフラインブートメニューを更新できるようになりました。 [HOTA-626]
  • HotateClient ClearCache を起動中のディスクに対しても実行できるようになりました。 [HOTA-647]
  • Hyper-V で更新したときに、OS が参照しなくなった領域でキャッシュ不整合が出る現象を修正しました。 [HOTA-394]

ここに記載されている以外にも細かな改善や修正がいくつか実施されています。

既知の不具合

  • 致命的ではない不具合については 2023年8月版で修正しています。詳しくは 文章番号 23-006 をご覧ください。
  • Windows 10 Version 2004 以前のディスク イメージでは正常に動作しません。このバージョンをご利用中の方はご相談ください。