CO-CONV サポート

文章番号23-006

CO-Colors ほたて 2023年8月版の変更点一覧

公開
2023年08月31日
更新
2024年07月03日
対象製品
  • CO-Colors ほたて 2023年8月版

CO-Colors ほたて 2023年8月版の変更点を説明します。

2023年8月版 (Updated 2024/7/3)

リリース日2024年7月3日
公開日2024年7月3日
バージョン番号2023.8.1.6

更新ファイル

パッケージ内のすべてのファイルが更新されています。

2023年8月版 (Updated 2023/4/5) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業
    Navi のフォルダーにおいて HotateDownload.ps1, 04-HotatePrerequisites.ps1, 05-Hotate_Setup.ps1 を実行します。
  • クライアント モジュールの更新作業
    Windows イメージについては、HotateScriptingTools の UpdateHotateClientModuleMultiple.ps1 を実行して更新します。
    Linux イメージについては、それぞれのディスクを更新して、手作業でクライアント モジュールを更新してください。
  • USB ブートでフルキャッシュ環境の初期展開を利用する場合は、最新版で USB メモリを作成しなおしてください。

機能改善

  • ManageServer において、ブートメニューアイテムの設定に「ReadCache 最大サイズ (ネットブート)」を指定できるようになりました。 [HOTA-1202]
    端末上での ReadCache 領域は、いままではディスクイメージの論理サイズを上限として、無制限に端末のキャッシュ領域を消費していました。この機能により、端末のキャッシュ領域の最大容量を指定できるようになりました。更新イメージで起動するときの「ReadCache 最大サイズ」は、ManageServer.settings.jsonReadCacheMaxSizeNetBoot で指定する点にはご注意ください。
    最大容量の算出には、管理テーブルのサイズ (論理サイズの0.2%ほど) も含みます。モニター コンソールに表示される消費容量には管理テーブルのサイズは含まないため、少し小さめの消費容量でキャッシュ蓄積が停止します。
  • ほたてのキャッシュ機構のブロックサイズを 2MB から 64KB に変更できるようになりました。 [HOTA-1374]
    この修正により、端末上でのキャッシュ消費量が抑えられる可能性があります。ただし、64KB ブロックに変更すると、2023.8.1.5 以前が導入されたバージョンは起動できなくなる点にご注意ください。また、現時点では Linux 環境は 64KB ブロックに未対応です。
    64KB ブロックを利用するには、次の手順を実施してください。
    1. サーバー側モジュール・端末側モジュールを更新する
    2. HotateFormatter を 2023.8.1.3 以降に更新する
    3. HotateFormatter の端末構成情報 (HostInfo\default.xml) の block="2MB" の記述を block="64KB" に変更する
    4. 端末を HotateFormatter でフォーマットしなおす
  • クライアント側のパッケージに HotateWatchdog を追加しました。 [HOTA-1154]
    SetupServer 2023.8.1.4 以降でクライアント モジュールを更新をすると、端末側イメージに HotateWatchdog が自動的に導入されます。
  • HotateAdmin の CollectLogs コマンドで、データベースの中身を CSV 形式で出力されるようになりました。 [HOTA-1063]
  • HotateClient の Update コマンドが Linux 環境で動作するようになりました。 [HOTA-1290]
  • ほたてモニターコンソールのデータを CSV 出力したときのカラム名を改善しました。 [HOTA-1375]

修正点

  • HotateSpray において、論理サイズが 2MB の倍数でないときに、ブロードキャスト配信が完了しない不具合を修正しました。 [HOTA-1396]
  • USB ブートでフルキャッシュを貯めるメディアの作成時に、ネットワーク接続に失敗したときにエラー終了するようになりました。 [HOTA-1235]
  • ほたてコンソールにおいて、ブートメニューアイテムの [WriteCache 最小サイズ] のデフォルト値を 10GB から 30GB に変更しました。 [HOTA-1376]
  • HotateClient の UpdateBootMenu コマンドを Windows PE 環境でも実行できるように修正しました。 [HOTA-1387]
  • オフライン起動環境において、端末のホスト名がサーバー上で変更されたときに、新しいホスト名が端末に反映されない問題を修正しました。 [HOTA-1389]
    新しい端末名は、端末上で HotateClient の UpdateBootMenu コマンドを実行すると、次回起動時から適用されます。
  • BootMenuServer, StreamServer, HotateAdmin などのメッセージやログを改善しました。 [HOTA-1297] [HOTA-1349] [HOTA-1353] [HOTA-1366] [HOTA-1393] [HOTA-1395]
  • ほたてドライバーを Windows Server 環境にもインストールできるように修正しました。 [HOTA-1379]
  • 端末起動時の UEFI の画面に表示するメッセージを改善しました。 [HOTA-1414]
    ディスク ID やブロックサイズ、WriteCache の種類を表示するようになりました。
  • 自動ロールバック機能を有効にしたときに、再起動前に起動成功を記録すると、次回正常に起動しなくなる不具合を修正しました。 [HOTA-1402]
  • その他、細かな改善を実施しました。 [HOTA-1370] [HOTA-1372] [HOTA-1397]

2023年8月版 (Updated 2024/4/5)

リリース日2024年4月5日
公開日2024年4月15日
バージョン番号2023.8.1.5

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2023年8月版 (Updated 2023/12/7) から変化はありません。

  • server
  • Client
  • ClientForLinux

2023年8月版 (Updated 2023/12/7) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業
    Navi のフォルダーにおいて HotateDownload.ps1, 04-HotatePrerequisites.ps1, 05-Hotate_Setup.ps1 を実行します。
  • クライアント モジュールの更新作業
    Windows イメージについては、HotateScriptingTools の UpdateHotateClientModuleMultiple.ps1 を実行して更新します。
    Linux イメージについては、それぞれのディスクを更新して、手作業でクライアント モジュールを更新してください。

影響の大きな不具合修正

修正点

  • Linux 版のモニタークライアントにおいて「サーバー IP・ポート」「起動時間 (Stage 1, Stage 2 の起動時間) 」の情報を収集できるようになりました。 [HOTA-989]
  • 日本語 Windows 環境以外でコンソール出力やログ出力が文字化けする問題を修正しました。 [HOTA-1268]
  • ManageServer において、端末の電源起動・停止などのチェックをした状態で端末の電源状態が変わると、チェック状態がリセットされてしまっていた問題を修正しました。 [HOTA-1280]
  • USB ブートでフルキャッシュ環境の初期展開を実施するときに、フルキャッシュ対象のディスクの論理サイズが 16MB の倍数ではないときに失敗することがある不具合を修正しました。 [HOTA-1230]
  • サーバー側で VHDX ファイルの読み取りに失敗したときに、端末が別のサーバーに高速に切り替えられるようにすることで、問題を回避できるように修正しました。 [HOTA-1240] [HOTA-1242] [HOTA-1247] [HOTA-1252]
  • HotateCache モジュールの内部動作を修正しました。 [HOTA-1229]
  • HotateNbp において、パケットの送受信処理に関する不具合を修正しました。 [HOTA-1345]
  • ManageServer の英語版の表記を改善しました。 [HOTA-1315]
  • ManageServer の API を改善しました。
    • POST /api/login API を追加しました。 [HOTA-1309]
    • GET /api/Disk API に対して、特定のユーザーが表示可能なディスク一覧を取得するための username パラメーターを追加しました。 [HOTA-1264]

脆弱性対応

  • ManageServer で利用している Microsoft.Data.SqlClient の脆弱性 (CVE-2024-0056) に対応するために、5.1.4 に更新しました。 [HOTA-1263]
  • BootServerStat で利用している log4net の脆弱性 (CVE-2018-1285) に対応するために、2.0.15 に更新しました。 [HOTA-1262]
  • 各種モジュールで利用している Newtonsoft.Json の脆弱性 (CVE-2024-21907) に対応するために、13.0.3 に更新しました。 [HOTA-1253]

2023年8月版 (Updated 2023/12/7)

リリース日2023年12月7日
公開日2023年12月11日
バージョン番号2023.8.1.4

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2023年8月版 (Updated 2023/10/3) から変化はありません。

  • server
    • BootMenuServer
    • HotateTftp
    • ManageServer
    • StreamServer
    • Tools
  • ServerProgramData
    • HotateBootMenuServer.dll.config
    • HotateTftp.settings.json
  • Client
  • ClientForLinux
  • ClientProgramData/HotateMonitorClient.ini

2023年8月版 (Updated 2023/10/3) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業
    Navi のフォルダーにおいて HotateDownload.ps1, 04-HotatePrerequisites.ps1, 05-Hotate_Setup.ps1 を実行します。
  • クライアント モジュールの更新作業
    Windows イメージについては、HotateScriptingTools の UpdateHotateClientModuleMultiple.ps1 を実行して更新します。
    Linux イメージについては、それぞれのディスクを更新して、手作業でクライアント モジュールを更新してください。

修正点

ManageServer

  • 存在しないページをを表示したときの表示を改善しました。 [HOTA-576] [HOTA-1217]
  • 削除済みのディスクに対して、更新開始できてしまう不具合を修正しました。 [HOTA-1000]
  • ブートメニュー Default Menu のラベルを編集できないように修正しました。 [HOTA-1208]
    【文章番号23-009】(CO-Colors ほたて) デフォルトブートメニューのディスクを編集すると、ブートメニューの一覧を表示できなくなる の不具合を回避するために、ブートメニュー Default Menu のラベルを編集できないようにしました。
  • ディスク一覧から連続してディスク複製できない問題を修正しました。 [HOTA-1137]
  • ブートメニュー アイテムの設定で [キャッシュサイズ] に 1GB 未満の値を設定できないように修正しました。 [HOTA-1135] [HOTA-1136] [HOTA-1147]
  • 細かなメッセージやエラーメッセージを改善しました。 [HOTA-1191] [HOTA-1211]

BootMenuServer

  • 端末が所属するサイト内のストリームサーバーが停止していたときに、別サイトのストリームサーバーを紹介できるようになりました。 [HOTA-1158] [HOTA-1173]
    設定ファイル HotateBootMenuServer.dll.configUseOtherSiteStreamServerWhenAllDownUseOtherSiteStreamServerOrder を追加しました。この機能はデフォルトでは無効になっていますが、追加された設定を変更すると有効になります。
    自動再配分機能が有効になっているときには、本来のサイトのストリームサーバーが復活したときには、本来のサイトに移動されます。
  • 未登録の端末を起動したときに、端末名を自動的に決定して登録する機能を追加しました。 [HOTA-1224]
    設定ファイル HotateBootMenuServer.dll.configHostNameRegistrationMode に新たに 4 を設定できるようになりました。 4 に設定されているときに未登録の端末をネットブートすると、端末名の入力プロンプトは表示されずに、端末のホスト名が IP アドレスから自動的に決定されます。その後、端末はデフォルトグループのブートメニューを利用してネットブートします。

StreamServer

  • サーバーキャッシュのときに端末が強制再起動すると、前回のキャッシュ を使い続けてしまう問題を修正しました。 [HOTA-1203]
  • 別サイトの端末が接続に来ても、端末の動作に問題がないように修正しました。 [HOTA-1169]
  • Hotate Proxy を使っている環境において、Hotate Proxy 配下の端末の電源状態が「ほたて管理コンソール」に反映されない問題を修正しました。 [HOTA-1162]
    この修正を適用するには Hotate Proxy 1.0.0.2 以上が必要です。

HotateTftp

  • ルート ディレクトリ内のファイルが更新されたときのパフォーマンスを改善しました。 [HOTA-1104]
  • ルート ディレクトリ内のファイルが更新されていないときのパフォーマンスを改善しました (ファイルシステムに対するアクセスをせずに応答できるようになりました)。 [HOTA-1164]
  • ルート ディレクトリ内の監視処理に関する異常系処理を改善しました。 [HOTA-1170] [HOTA-1197]
  • 想定外のパケットを受信したときの処理を改善しました。 [HOTA-1148] [HOTA-1236]
  • 相対パスのリクエストを許容するかどうかを切り替えるための設定 RecognizeCurrentDirectoryPathAsRelativePath を追加しました (デフォルト有効)。 [HOTA-1159]
  • RecognizePathWithHeadPathDelimiterAsRelativePath の設定が機能していない不具合を修正しました。 [HOTA-1146]

HotateAdmin

  • CleanUpStore コマンドに対する修正
    • 実行するディスクを指定するための /DiskId オプションと /DiskName オプションを追加しました。 [HOTA-1205]
    • 派生元のディスクが削除されていたときに、マージ処理が実行されない不具合を修正しました。また、複数のディスクの派生元となっていたディスクが削除されたときのマージ処理を改善しました。 [HOTA-1157]
    • /dryrun オプションを指定したときに、マージの理由 (定期マージ、または、バージョン削除によるマージ) を表示するようになりました。 [HOTA-1207]
    • /dryrun オプションを指定したときに、Stream Server との通信を行わないようになりました。 [HOTA-1206]
    • メッセージの誤字を修正しました。 [HOTA-1149]
  • MountVhdx コマンドにおいて、全シンボリックリンクを削除するための /deleteAll オプションを追加しました。 [HOTA-1165]
  • ImportDisk コマンドにおいて、インポート失敗時に終了コード 1 を返すように修正しました。 [HOTA-786]
  • コマンド名のあとに /? オプションを指定すると、コマンドの使い方を表示できるようになりました。 [HOTA-1225]

HotateMp

  • 端末上のレジストリーを読み取らずに、デフォルト値を利用して動作していた問題を修正しました。 [HOTA-1220]
    この問題は 2023年8月版 (Updated 2023/8/31) (バージョン 2023.8.1.2) から存在していました。

モニタークライアント

  • デフォルトで出力されるログの量を減らしました。 [HOTA-1163] [HOTA-1172] [HOTA-1176]
  • Linux 環境でのエラー時の動作や、Ctrl-C を押したときの動作を改善しました。 [HOTA-1171] [HOTA-1180] [HOTA-1196]

HotateClient

  • コマンド名のあとに /? オプションを指定すると、コマンドの使い方を表示できるようになりました。 [HOTA-1219]

2023年8月版 (Updated 2023/10/3)

リリース日2023年10月3日
公開日2023年10月24日
バージョン番号2023.8.1.3

更新ファイル

以下のファイルが更新されています。 それ以外のファイルについては、2023年8月版 (Updated 2023/8/31) から変化はありません。

  • server/StreamServer

2023年8月版 (Updated 2023/8/31) から更新するには、次の手順を実施してください。

  • 各サーバーにおいて実施する作業
    Navi のフォルダーにおいて HotateDownload.ps1, 04-HotatePrerequisites.ps1, 05-Hotate_Setup.ps1 を実行します。

修正点

  • ディスクをデフラグするなどして更新量が多いときに、端末を一斉起動すると起動できない端末が発生する可能性がある問題を修正しました。 [HOTA-1175]

2023年8月版 (Updated 2023/8/31)

リリース日2023年8月31日
公開日2023年8月31日
バージョン番号2023.8.1.2

以前のリリース CO-Colors ほたて 2022年1月版 (Updated 2023/6/14) からの変更点を列挙しています。

新機能

  • 中間バージョンの定期マージ機能を実装しました。 [HOTA-676]
    HotateAdmin CleanUpStore で定期マージを実施するようになりました。従来の「削除バージョンのマージ」のみを実行するには /NoPeriodicMerge オプションを指定してください。
  • 端末のキャッシュパーティションの空き容量が規定値以下になったら 警告を表示したり、再起動したりするようになりました。 [HOTA-721]
  • 管理画面において、端末をグルーピングするための機構として、端末ビュー機能を追加しました。 [HOTA-777]
    複数の端末をグルーピングする機能として、いままでは「端末グループ」がありましたが、新たに「端末ビュー」機能を追加しました。 端末はいずれか 1 つの端末グループにしか所属できませんが、端末ビューについては複数のものに所属することができます。
  • 管理画面上での作業履歴や端末の起動履歴をデータベース上に記録できるようになりました。 [HOTA-1042]
    ディスクの更新や、ブートメニュー設定の変更、端末の追加・削除、端末の起動・停止などの記録がデータベースに記録されるようになりました。 記録されたデータを閲覧にするには、SetupServer 内の GetRecord.ps1 をご利用ください。
  • 管理コンソールにおいてバージョンを削除したときに、いままではすぐに消えていたものが、いったんゴミ箱に移動するようになりました。 [HOTA-772]
    ゴミ箱から削除したときに、完全にバージョン情報が消えるようになります。
  • フルキャッシュ機能を利用しているときに、端末内のキャッシュに複数の過去バージョンのキャッシュ データを保持できるようになりました。 [HOTA-514]
    この機能を利用するには、ブートメニュー アイテムの設定から [フルキャッシュ履歴数] および [ReadCache 最大サイズ (フルキャッシュ)] を適切に設定してください。ただし、現時点では [ReadCache 最大サイズ (フルキャッシュ)] を修正する機能は未実装であり、400GB で固定です。
  • 端末のシャットダウン処理をスクリプトでカスタマイズできるようになりました。 [HOTA-674]
    デフォルトでは C:\ProgramData\CO-CONV\HotateBoot\Tools\shutdown.ps1 が実行されます。このスクリプトは従来通り、Monitor Client サービスと通信してのシャットダウン要求を実施します。
  • 管理画面を英語で表示できるようになりました。 [HOTA-733]
    ブラウザーの設定で英語を優先している場合には、管理画面が英語で表示されるようになりました。 ただし、一部画面では日本語のみの表示となっております。
  • ディスク更新を中断するときに、更新バージョンの vhdx を 削除するようになりました。 [HOTA-655]
    更新バージョンを削除できないときには、更新の中断に失敗します。更新端末が正常にシャットダウンしなかった場合は、更新端末に対して [端末を停止の扱いにする] を実行して、停止扱いにしてください。
  • 管理画面に端末に自動ログオンするための UI を追加しました。 [HOTA-779]
    この機能を利用するためには、端末に AutoLogonCp を導入している必要があります (client\AutoLogonCp に同梱)。
  • 管理画面から端末のシャットダウン・再起動を実行する時にメッセージ・表示時間を指定できるようになりました。 [HOTA-780]
  • 動作ログを収集するための CollectLogs コマンドを HotateAdmin に追加しました。 [HOTA-643]
  • Watchdog サービスを再実装して高速化しました。 [HOTA-727]
    設定ファイルのパスが C:\ProgramData\CO-CONV\HotateBoot\HotateWatchdog.ini に変わっています。ログファイル名が HotateWatchdog.log に変わっています。
  • ネットブート時に、同一ディスクの親子関係にないバージョンで起動したときに端末のキャッシュが消えないようになりました。 [HOTA-510]
  • フルキャッシュ環境の初期展開を実施するときに、USB ブートしてキャッシュをためる機能が追加されました。 [HOTA-1052]
  • ネットブート環境で更新中に、HotateInfo から更新完了を指示できるようになりました。 [HOTA-1034]
  • HotateInfo に [キャッシュ] タブ、[I/O] タブを追加しました。 [HOTA-802] [HOTA-854]

その他の改善点

全体

  • Linux 向けのクライアント モジュールをパッケージに同梱するようになりました。
  • サーバー側のモジュールの動作環境を .NET Core 3.1 から .NET 6.0 に移行しました。 [HOTA-1057]
    SQL サーバーとの接続で暗号化がデフォルトで有効となるため、A connection was successfully established with the server, but then an error occurred during the login process. (provider: SSL Provider, error: 0 - 信頼されていない機関によって証明書チェーンが発行されました。) というエラーが出て ManageServer が起動できない可能性があります。これを防ぐために、更新時に servers.txt の ConnectionStringTrustServerCertificate=True が追加されます。
    新規に導入した環境では TrustServerCertificate=True が有効となります。導入先のセキュリティー ポリシーに応じて、TrustServerCertificate を無効に設定してください。
  • サーバー側の各モジュールの設定ファイルの配置場所を「exe と同じフォルダー」から C:\ProgramData\CO-CONV\HotateBoot に変更しました。 [HOTA-1073]
  • servers.txt のフォーマットが更新されました。また、サーバーの各サービスが servers.txt に記載されているポート番号を利用して動作するようになりました。 [HOTA-1123] [HOTA-1124]
  • Web の管理画面の使い勝手を改善しました。
    • フッター領域にモジュールバージョンだけでなく、製品バージョンを表示するようになりました。 [HOTA-1009]
    • favicon を設定しました。 [HOTA-1010]
    • 特定のページを開いたときに認証が必要だったときに、認証後には開こうとしていたページが表示されるようになりました。 [HOTA-1044]
  • .NET Framework 4.6.1 を利用していたモジュールの動作環境を .NET Framework 4.6.2 に変更しました。
  • 細かな動作やログ出力を改善しました。

HotateAdmin

  • ゴミ箱に入って一定期間以上経過したディスクを削除するためのコマンド DeleteVersionInTrashBox を追加しました。 [HOTA-772]
  • ほたて管理コンソールでエクスポート した CSV をインポートするための ImportHost コマンドを追加しました。 [HOTA-843]
  • MountVhdx でリンク先が異なるときシンボリックリンクを 再作成するようになりました。 [HOTA-857]
  • ディスクのインポート時に登録する最初のバージョンの更新日時を、「vhdx ファイルの作成日時」から「vhdx ファイルの更新日時」に変更しました。
  • ストアパス内の vhdx はインポートできないようになりました。 [HOTA-392]
  • CleanUpStore, ImportDisk, MountVhdx でストアにアクセス できないときのエラーメッセージを改善しました。 [HOTA-1006]
  • HotateAdmin ImportDisk で VHDX ファイルを登録するときに、VHDX に書き込み途中のデータが存在したときのエラーメッセージを改善しました。 [HOTA-1107]
  • HotateAdmin ImportDisk コマンドに指定する vhdx ファイルに相対パスを指定するとエラーになる不具合を修正しました。 [HOTA-1130]

ManageServer

  • デフォルトのポート番号を 5001 から 30806 に変更しました。 [HOTA-1078]
    従来のポート番号でアクセスしたときに、新しいポート番号にリダイレクトする設定 RedirectPort5001 を追加しました (デフォルトで有効)。
  • ブートメニュー アイテムのラベルを変更できるようになりました。 [HOTA-796]
  • ブートメニュー アイテムの設定に [ReadCache 最小サイズ (ネットブート)] [ReadCache 最大サイズ (フルキャッシュ)] [WriteCache 最小サイズ] [フルキャッシュ履歴数] を追加しました。 [HOTA-1082]
    いままでは、BootMenuServer の設定ファイルで [ReadCache 最小サイズ (ネットブート)] [WriteCache 最小サイズ] の値を一括して指定していましたが、ブートメニュー アイテムごとに指定できるようになりました。 また、複数フルキャッシュ履歴を複数保持できるようになった (HOTA-514) ため、新たに [ReadCache 最大サイズ (フルキャッシュ)] [フルキャッシュ履歴数] の設定を追加しました。
  • 端末一覧画面と端末詳細画面において、端末の電源状態が 10 秒ごとに画面に反映されるようになりました。 [HOTA-807]
  • ディスクのバージョンから「割り当て台数」を表示したときの 端末の並び順が名前順となるように修正しました。 [HOTA-806]
  • 端末のプロパティーで端末 UUID をコピーできるようになりました。 [HOTA-729]
  • ディスクごとの消費容量の代わりにバージョン数を表示するようになりました。 [HOTA-838]
  • ダッシュボードのリンク先を押すと、モニター コンソールを表示できるようになりました。 [HOTA-1080]
  • 端末の追加時や登録時にもライセンス数を確認するようになりました。 [HOTA-731]
  • ラベル名をカタカナひらがなや大文字小文字だけ変えた名前に 変更するとエラーになる問題を修正しました。 [HOTA-888]
  • ブートメニューを複製したときに、並び順が変わることがある問題を修正しました。 [HOTA-891]
  • 「ラベルを付ける」ポップアップを入力途中で閉じたあとに再度 開くと、入力途中の値が残っている問題を修正しました。 [HOTA-611]
  • グループ一覧ページで、アクセス権のある端末がない場合に 「アクセス権のある端末グループが存在しません」というエラーが表示されていましたが、端末グループが存在しないときの表示となるように修正しました。 [HOTA-713]
  • 端末一覧やバージョン一覧の選択画面において、Shift キーを押しながらクリックすると、複数の項目をまとめてチェックできるようになりました。 [HOTA-758]
  • ラベルのテキストが長い場合に、ラベル名が一部 しか表示されず、複数のラベルがあるときに崩れて表示される問題を修正しました。 [HOTA-1056]
  • ManageServer で更新完了するときに、更新イメージの VHDX に書き込み途中のデータが存在したときのエラーメッセージを改善しました。 [HOTA-1107]
  • 更新開始ボタン、ディスク複製ボタンをダブルクリックすると エラーが出る問題を修正しました。 [HOTA-1048]
  • デザインや使い勝手、ログ出力などを改善しました。 [HOTA-1072] [HOTA-1141] [HOTA-1143] [HOTA-1144]

StreamServer

  • 別サイトのストレージについても、デフォルトで参照するようになりました。 [HOTA-1051]
    この機能を無効化するには、HotateStreamServer.dll.configUseOtherSiteStorage0 に設定してください。
  • 細かい処理やログ出力、エラー処理を改善しました。 [HOTA-1085]

SprayServer

  • 端末の情報や配信状況を表示するための管理画面を追加しました。 [HOTA-824]
    ログインできるユーザーは ManageServer・MonitorServer と同じです。サーバー上では https://localhost:30795/ で確認できます。

SprayClient

  • HotateSprayClient が HotateInfo と同時に起動できない問題を修正しました。 [HOTA-1125]

HotateTftp

  • 重複・遅延した ACK パケットを正しく処理できるように修正しました。 [HOTA-710]
  • 多数の端末が同時起動したときの HotateTftp のパフォーマンスを改善しました。 [HOTA-1096]
    配布するファイルの決定処理がパフォーマンス低下の原因になっていたため、事前に転送するファイルを決定するように改善しました。

ServerEditor

  • ストアパスが複数登録されているときに、選択したストアパスが削除されない問題を修正しました。 [HOTA-505]

モニターサーバー

  • デフォルトのポート番号を 5002 から 30807 に変更しました。 [HOTA-1079] 従来のポート番号でアクセスしたときに、新しいポート番号にリダイレクトする設定 RedirectPort5002 を追加しました (デフォルトで有効)。
  • モニター コンソールに表示されている内容を CSV 出力できるようになりました。 [HOTA-792]
  • [グループ] の選択欄に、端末グループに加えて端末ビューを表示するようになりました。 [HOTA-1111]
  • ストリーム サーバーの IP・ポート番号・端末の IP を記録できるようになりました。 [HOTA-794] [HOTA-1110]
  • 起動イメージのバージョン ID だけでなく、バージョン番号 (世代数) を表示できるようになりました。 [HOTA-793]
  • 最後に表示していたグループが保存されるようになりました。 [HOTA-1081]
  • ログイン画面のデザインを改善しました。
  • カラムのチェックをすべて外したあとにリロードすると カラムが全チェック状態に戻ってしまう問題を修正しました。 [HOTA-823]

HotateNbp

  • CO-Booter 1.2.2.3 から導入された Break オプションに対応しました。 [HOTA-840]
  • ファイルログが 1 回の起動について複数ファイルではなく 1 ファイルに出力されるようになりました。 [HOTA-880]
  • OS イメージのロード失敗時のログを改善しました。 [HOTA-829]
  • 起動バージョンの DataWrietGuid を Info レベルでログ出力するようになりました。
  • 通信処理やログ出力を改善しました。 [HOTA-847] [HOTA-715] [HOTA-1074] [HOTA-1075] [470406ace]

モニタークライアント

  • サーバーの証明書を検証できるようになりました。 [HOTA-887]
    HotateMonitorClient.ini の CertPolicy で検証するかどうかを設定できます。デフォルトでは「検証しない」設定になっていますが、中間者攻撃を防ぐために、検証する設定に変更することを強く推奨します。

HotateMp

  • 内蔵ディスクに対して Trim された領域に 書き込みが即座に発生すると、書き込みが反映されない可能性がある問題を修正しました。 [HOTA-582]
  • 再送間隔の指数的バックオフの倍率が 2 倍固定だったものを、レジストリの ResendBackoffPercent で調整できるようになりました。 [HOTA-970]
  • 送受信それぞれの合計サイズによるリクエスト実行を制限できるようになりました。 [HOTA-523]
    レジストリの TotalSendSizeLimitTotalRecvSizeLimit で指定できます。
  • セッション再確立時の処理やメモリ解放漏れなどを修正しました。 [HOTA-591]
  • レジストリ読み取り時に発生しうるバッファーオーバーフローを修正しました。 [HOTA-1139]
  • ドライバーの内部処理を改善しました。 [HOTA-589] [HOTA-592] [HOTA-697]

HotateClient

  • Showstat コマンドで [出力リクエスト] の合計値を表示するようになりました。
  • UpdateBootMenu コマンドで、サーバー上でフルキャッシュ用ブートメニューが登録されていないときに、エラーが出て記録に失敗する問題を修正しました。 [HOTA-997]

HotateInfo

  • [全般] タブで WriteCache Persistent の設定を表示・変更 できるようになりました。 [HOTA-775]
  • 「起動時間」「リトライ回数」を取得できないときに、管理者権限が必要な旨を画面に表示するようになりました。
  • 未処理例外発生時にエラー情報が画面に表示されるようになりました。

ここに記載されている以外にも細かな改善や修正がいくつか実施されています。

既知の不具合

  • バージョン数が数百個あるときに、WriteCache モードが [Server cache] のときに、端末の電源起動が完了しないことがあります。 [HOTA-1348]
  • ほたてモニタークライアントで、キャッシュ不足時に警告を表示するときに、ユーザーがシャットダウンや再起動を停止することができません。 [HOTA-721]
  • HotateNbp の UDP ログ機能を有効にすると、ネットブートに失敗することがあります。 [BOOTER-132]
  • HotateNbp のファイルログ機能を有効にしていると、一部の端末で電源起動に失敗することがあります。 [HOTA-1204]
  • フルキャッシュの差分更新時に、現在のバージョンから新しいバージョンの間にディスクの中身が更新されていないと失敗します。 [HOTA-1122]
  • クライアント端末のハイバネーションには対応していません。 [HOTA-1070]
  • クライアント端末の起動時のタイミングで、端末のイベントログに「ディスク X (PDO 名: \Device\000000xx) の論理ブロック アドレス 0x…. で IO 操作が再試行されました」という警告が残ることがあります。起動時に1度だけ出力されているのであれば、端末の動作には影響はありません。 [HOTA-1161]
  • ほたて管理コンソールのブートメニュー アイテムの設定で [WriteCache モード] を [Server local verify] に設定すると正常に動作しなくなる可能性があります。
  • Windows 10 Version 2004 以前のディスク イメージでは正常に動作しません。このバージョンをご利用中の方はご相談ください。

2023年8月版 (Updated 2024/4/15) で修正完了した不具合

2023年8月版 (Updated 2023/12/7) で修正完了した不具合

2023年8月版 (Updated 2023/10/3) で修正完了した不具合

  • ディスクをデフラグするなどして更新量が多いときに、端末を一斉起動すると起動できない端末が発生することがあります。少しずつ端末を起動するか、キャッシュを削除して起動することで現象を回避してください。 [HOTA-1175]