3. Ardbp32Editor.exe

3.1. 概要

  Ardbp32Editor.exe は、PVS のブートローダである ardbp32.bin および ctxbp.bin をカスタマイズするツールです。 CO-Booter.bin が起動してから、 CO-Booter.ini を読み込むまでの設定を変更する際にも用います。

3.2. 設定

  Ardbp32Editor.exe を起動すると以下のような画面が表示されます。

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 このツールを使うことで、 ardbp32.bin および ctxbp.bin ファイルに埋め込まれたログインサーバーのIP とポートを変更できます。

 CO-Booter を利用する際にはここで指定されたIP/Port はCO-BooterServer のIP/Port を指すように設定して下さい。(通常は PVS サーバのIP アドレスを列挙し、[ポート番号]はいずれも 16910 としま す)

 保存したファイルをTFTP サーバ上において、端末起動時に読み込まれるように設定して下さい。

 なお、PVS 管理コンソールにおいてサーバーのコンテクストメニューから「ブートストラップの構成」を実行する手順でも、このツールと同等の作業を行うことができます。