7. 補足事項

7.1. デモ画面の確認手順

 本パッケージの Sample フォルダの中に demo フォルダが存在します。そのフォルダの内容をそのまま tftpboot フォルダにコピーし、 demo.ini を読み込むように CO-Booter.ini に以下の記述を追加してください。

[Menu]
Type = LoadConfig
Argument = demo/demo.ini
Description = CO-Booter デモ画面を起動します。

 端末を起動し、上記のメニューを選択すると、以下のような画面が表示されます。

_images/07-01-00-01.png

 それぞれの選択により、異なる雰囲気の6 種類の画面が表示されます。

img11 img12 img13
img21 img22 img23

【上記のような画面が表示されないとき】

 TFTP サーバが、「ディレクトリ指定」に対応していない可能性が高いです。( Citrix Provisioning Services に附属の tftp サーバは「 ディレクトリ指定」に対応していません。)

 このような場合には、「 TFTP32」等のフリーソフトウェアを利用するなど、別の TFTP サーバを利用してください。

 なお、PVS サーバ上で TFTP32を動作させるときには、[管理ツール] →[ サービス]画面において “Citrix PVS TFTP Service” を停止してください。

7.2. ACPIシャットダウンツールに関する権利表示

 このツールはGPL による配布物です。このツールは、以下のGPL の配布物を利用して開発されています。

TinyCore Linux に対して行った修正は、 CO-Booter\doc\tinycore-5.2.txt の通りです。

pxelinux に対して行った修正は、同ディレクトリ下の syslinux-4.07.patch の通りです。

7.3. ログファイルについて

 CO-BooterServer のログファイルは、C:\ProgramData\CO-Store\logs フォルダに作成されます。

 CO-Booter.bin のログを取得する際には、CO-BooterConfig.exe を利用して、syslog サーバに対して送信するように設定してください。

7.4. ライセンス数について

 CO-Booter のPVS オプションを利用する端末ごとに 次のフォルダにファイルが作成されます。

C:\Program Files\CO-CONV\CO-Store\Booter\ConnectionStatus

このフォルダ内のファイル数が所有するライセンス数を超えないようにしてください。