4. 補足¶
4.1. 旧バージョンの ReadCache のアンインストール手順¶
旧バージョンの ReadCache が導入されているときには、それぞれのバージョンのマニュアルに従って、アンインストールしてください。
対象バージョンの確認
ReadCache 5.0 は ReadCache 4.6 が導入された vDisk との混在環境はサポートしますが、 それ以前のバージョンのディスクとの混在環境はサポートしません。
古いバージョンを利用中の vDisk がある場合には、まずそれらのアンインストールを行ってください。
vDisk 側でのアンインストール
ReadCache 5.0 を導入しようとする vDisk を更新状態 (プライベート モード等) にして端末を起動し、「コントロールパネル → プログラムのアンインストール」から「ReadCache クライアント」と「ReadCache ドライバ」を順にアンインストールしてください。
メモ
ReadCache ドライバーの削除モードを「標準モード」と「上級モード」とで問われた場合には、「標準モード」を選択してください。
その後端末を一度再起動をしてアンインストール処理を完了した後にシャットダウンしてください。
サーバー側のおいて、ReadCache ディスク管理ツールを利用して、vDisk の拡張を解除してください。
詳しくは、ご利用のバージョンの「管理者マニュアル」または「ユーザーガイド」を参照してください。
サーバー側でのアンインストール
- 「コントロールパネル」 →「 プログラムのアンインストール」から「ReadCacheサーバー」をアンインストールしてください。
- 「サーバーフィルター」を導入している場合には、アンインストールしたあとに再起動してください。
詳しくは、ご利用のバージョンの「管理者マニュアル」または「ユーザーガイド」を参照してください。
4.2. 利用上の注意事項¶
リビジョン更新について
端末側に効率的にキャッシュを貯めるためには、vDisk の更新作業を行った際にリビジョンを更新をする必要があります。
端末は最後にリビジョン更新作業が行われたときのディスクの状態をキャッシュします。また、vDisk の更新作業を行ったあとリビジョン更新をするまでは、端末は更新された部分をキャッシュしません。
そのため、vDisk 更新をするごとに毎回リビジョン更新をする必要はないですが、程よい頻度でリビジョン更新をするようにしてください (毎回更新をしても支障はありません)。
利用上の注意事項
サーバー側に ReadCache サーバーフィルター を導入していない場合には、次の点に特にご注意ください。
PVS コンソールを用いてディスクのマウント作業をした際には、ReadCache ディスク管理ツールで [ドライブマッピングの後処理を行う] ボタンを押すようにしてください。この処理を忘れると、端末側のキャッシュとディスクとの間に不整合が生じ、端末が動作しなくなる、vDisk が壊れるといった著しい不具合が生じることになります。
ReadCache サーバーフィルターを導入した場合には、この作業は必要ありませんし、マウントを行ったあとにおいても端末側のキャッシュが消えることもありません。