2. サーバー側インストール手順

以下の手順に従い、ReadCache のインストールを行ってください。

2.1. 旧バージョンの ReadCache のアンインストール

旧バージョンの ReadCache が導入されているときには 旧バージョンの ReadCache のアンインストール手順 に従いアンインストールしてください。

2.2. 制限事項

PVS に対して、次のような制限事項があります。十分にご注意ください。

警告

  • vDisk のアクセス モードが「サーバーに永続的にキャッシュする」「デバイス ハード ドライブに永続的にキャッシュする」では利用できません。
  • vDisk のアクセス モードの「非同期 IO」 (PVS 1811 で追加) は利用できません。
  • Personal vDisk には対応していません。
  • vDisk の形式が VHDX であり、セクター サイズが 4KB のものには対応していません。
  • 仮想ディスク側が MBR のときにパーティションが 4 つ作成され利用されている環境には対応していません。
  • ReadCache がインストールされた状態のまま仮想ディスクを内蔵ディスクに書き戻す手順には対応していません。 ReadCache をアンインストールしてから実施してください。

また、PVS 以外のツールを使って、vDisk ファイルを直接変更しないでください。 そのような処理を実施するときには、ReadCache 5.0 ユーザー ガイドPVS 以外のツールを使って、vhd ファイルを直接変更する手順 をご確認ください。

2.3. サーバー側での vDisk の準備

ReadCache を導入するvDisk を準備します。

vDisk の種類は適切ですか?

ReadCache は次のいずれかの vDisk をサポートしています。

  • 形式が VHD
  • 形式が VHDX であり、セクター サイズが 512B

形式が VHDX のもののうち、セクター サイズが 4KB のものには対応していないのでご注意ください。

vDisk のファイル名は適切ですか?

変更する場合には、VHD(X) ファイル、PVP ファイルの両方を変更してください。ただし、複数のバージョンが存在している場合には名前変更できません。

注意

VHD ファイル名として使える文字は、英数字('A'-'Z','a'-'z','0'-'9') および"_( アンダースコア)", "&( アンパサンド)", "#( シャープ)", "%( パーセント)", "+( プラス)", "-( マイナス)" の6つの記 号から構成される、1 文字以上27 文字以下の文字列です。

  • ◎ 良い例: Windows10.vhd、Windows10Ent.9.avhdx
  • × 悪い例: テン.vhd 、Windows[ スペース]10.vhd

念のためにバックアップはとってありますか?

VHD(X) ファイルに重要な変更を行います。 作業前にディスクをバックアップすることを推奨します。

起動中の端末をシャットダウンしましたか?

導入しようとするvDisk で起動している端末がある場合はシャットダウンしてください。

2.4. .NET Framework の導入

サーバー側には、.NET Framework 4.6.1 以降が 導入されている必要があります。 「サーバーの管理」→「役割と機能の追加」→「機能の追加」 から、適切なバージョンの .NET Framework を導入してください。

2.5. Visual C++ 再頒布可能パッケージの導入

Visual Studio 2017 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ*が導入されていない場合は、以下の URL からダウンロードしてインストールしてください。

2.6. ライセンス サーバーのインストール

CO-CONV ライセンス サーバーが導入されていない場合はインストールします。他の製品の導入時にインストール済みの場合は、同じライセンスサーバーを利用できます。

CO-CONV ライセンス サーバーに対して、ReadCache のライセンス情報を登録します。

詳しくは CO-CONV ライセンス サーバー 5.0 ユーザーガイド を参照してください。

2.7. サーバー モジュールのインストール

以下の手順で「ReadCacheServer64.msi」をインストールしてください。

  1. 「ReadCacheServer64.msi」アイコンをダブルクリックし、インストールを開始します。

    _images/install-server.png
  2. [次へ] → [次へ] → [インストール] → [完了] の順にクリックします。

メモ

ReadCacheServer64.msi はインストール時に次の処理を実施します。

  • C:\Program Files\CO-CONV\ReadCache に実行ファイルをコピーします。
  • C:\ProgramData\CO-CONV\ReadCache に必要なファイルをコピーします。
  • スタートメニューに ReadCache ディスク管理ツールReadCache システムモニター を登録します。
  • サービスに ReadCache システムモニター を登録します。

ファイアウォールへの受信の規則の登録

ReadCache システム モニターで端末からの情報を収集するために、受信の規則を登録します。

[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] を開きます。 ツリーの [受信の規則] を選択して、メニューから [操作] > [新しい規則] を選択して、次の規則を追加します。

受信の規則:ポート
プロトコル:TCP
特定のローカル ポート:13579
操作:接続を許可する
プロファイル:ドメイン、プライベート、パブリック
名前:ReadCache システム モニター (TCP 受信)

2.8. ライセンス サーバーの登録

ライセンス サーバーの IP アドレスを ReadCache に登録します。

  1. スタートメニューから ReadCache システムモニター コンソール を起動します。
  2. メニューの [ツール] > [ライセンス設定] を開きます。
  3. ライセンスサーバーの IP アドレスを入力します。
  4. [OK] を押してダイアログを閉じます。

2.9. フィルター モジュールのインストール

続いて、「ReadCache サーバーフィルター」を導入します。「ReadCache サーバーフィルター」 を導入することで「ドライブマップを安心して利用できる」というメリットが生じます。導入しな いという選択もできますが、次のメリット・デメリットを確認の上で、原則として導入してくださ い [1]

ReadCache サーバーフィルターをインストールしない

  • × ドライブマッピングを行った後には、ReadCache ディスク管理ツールにより 「ドライブ マッピングの後処理を行う」を必ず実行する必要があります。その際には次回端末起動時に 端末側のキャッシュが一旦消去されることになります。
  • ◎ ReadCache のバージョンアップ時、アンインストール時にPVS サーバーは再起動不要。
  • × PVS の "KMS ライセンス対応" "MAK ライセンス対応" の機能は利用できません。

ReadCache サーバーフィルターをインストールする

  • ◎ ドライブマッピングを行った際においても、端末側のキャッシュが残り続けます。
  • × ReadCache のバージョンアップ時、アンインストール時にPVS サーバーの再起動が必要 となる場合がある [2]
  • ◎ PVS の "KMS ライセンス対応" "MAK ライセンス対応" の機能を利用できます。 ReadCache サーバーフィルターを導入する場合には、インストーラを実行して流れに従ってく ださい。

ReadCache サーバーフィルターを導入する場合には、「ReadCacheFilter64.msi」を実行して流れに従ってください。

_images/install-filter.png

インストールが終了した時にサーバーの再起動が要求されることがありますが再起動は不要です。

[1]ReadCache サーバーフィルターを導入していない場合には、ドライブマップ を使用した後にはすぐに「ドライブマッピングの後処理」を行う必要があります。 詳しくは「管理者マニュアル」をご覧ください。
[2]厳密には、フィルタを導入した時には、次のような手順でアンインストール をした時に、サーバの再起動が必要になります。 「ReadCache フィルタをインストールした状態でサーバーを起動したあと、マウ ントなどによりReadCache フィルタを一度も利用しないうちにReadCache フィ ルタをアンインストールしたとき」