6. 初期デプロイ¶
6.1. 各端末を「初期イメージファイルの受信待ち状態」にする¶
デプロイ用のモジュールを出力する で作成した DVD、USB またはネットブートで起動する
必要な情報を入力する
- 「端末名を入力してください」と質問されるので、端末名を入力します。
- 「HDD を初期化しますか？ (Y/N) 」には Y と入力します。
※ HDD 内のすべての情報が削除されてしまう点に注意してください。
端末は自動的に再起動して、ディスクの配信待ちの状態で停止します。
6.2. サーバー上で端末にディスクイメージを割り当てる¶
以下の手順に従って、サーバー側で端末にディスクイメージを割り当てます。
端末にディスクが割り当てられると、一定時間後に自動的に、端末へのディスクイメージの配信が始まります。
ディスクイメージの割り当て¶
CO-Spray コンソールを起動する
サーバー側において、管理者権限でログオンして、 C:¥Program Files¥CO-CONV¥CO-Spray¥SprayConsole.exe を起動します (すでに起動している場合は、[表示] > [更新] で最新の状態にしてください)。
端末グループを作成し、ディスクを割り当てる
CO-Spray では 同じディスク構成で運用する端末群をグループとしてまとめます。[ファイル] > [新規グループ作成] により新たなグループを作成してください。
新たに作成したグループで右クリックして、[プロパティ] を表示してください。 画面右側にある [追加] [削除] などのボタンをつかって、このグループが利用するディスクを選択してください。
端末をグループに登録する
ツリーのグループ内の (未設定のグループ) を選択すると 各端末を「初期イメージファイルの受信待ち状態」にする 作業をした端末が表示されます。 端末を選択して、利用させたい端末グループにドラッグドロップします。
Tips
複数の端末をまとめて選択してドラッグドロップすることができます。
配信ポリシーを登録する
特定の端末群ごとに配信設定をカスタマイズしたい場合は、[ファイル] > [新規配信ポリシー作成] により新たな配信ポリシーを作成してください。
[全般] タブの [名前］ 欄には、識別のための任意の名前を設定してください。 [対象アドレス] には、対象となる端末の IP アドレスが含まれるように設定してください。
6.3. 自動的に初期デプロイが完了する¶
配信が完了すると、CO-Spray の環境が自動で展開されて、端末が1 回ないし数回再起動して初期デプロイが完了します。
以上で基本的なインストール作業は完了です。