3. 全体構成について

 CO-Store のインストールでは、「CO-Store サーバー モジュールの導入」「CO-Store コンソール モジュールの導入」がそれぞれ必要となります。  CO-Store の導入の前に CO-CONV ライセンス サーバーを導入し、購入時に取得したシリアルキー ないしは 別途入手したライセンスファイルを登録しておく必要があります。

CO-Store サーバー モジュール
すべての PVS サーバー上に導入してください。PVS サーバーの動作を制御するモジュールです。
CO-Store コンソール モジュール
すくなくとも 1 台の PVS サーバーに導入してください。CO-Store の動作を制御する管理ツールです。PVS サーバーと同一の Active Directory ドメインに属する他の端末やサーバーに導入することも出来ます。
CO-Booter モジュール
TFTP サーバーに導入してください。DHCP サーバーの設定も必要となります。 UEFI 端末のネットブートでグラフィカルなブートメニューがご利用できます。
CO-Store エージェント モジュール
CO-Store の自動更新機能を利用する場合に、端末側に導入してください。詳細はユーザーマニュアルをご参照ください。

3.1. インストール パッケージ

  • CO-CONV ライセンス サーバー パッケージ

     CO-Store では、CO-CONV ライセンス サーバーによるライセンス認証を行います。
     CO-CONV ライセンスサーバーを導入し、購入時に取得したシリアルキー ないしは 別途入手したライセンスファイルを登録してください。

     CO-CONV ライセンス サーバーについては「CO-CONV ライセンス サーバー 5.0 ユーザーマニュアル」をご参照ください。
  • CO-Store インストールパッケージ

    以下のファイルが入っています

CO-StoreServer.msi CO-Storeサーバー モジュールのインストーラー。
CO-StoreConsole.msi CO-Store コンソール モジュールのインストーラー。
CO-StoreAgent.msi CO-Store エージェント モジュールのインストーラー。端末側にインストールします。

3.2. オプション機能について

 なお、本ドキュメントに従い CO-Store を導入したあとに、更に追加で以下の各ドキュメントに従って設定作業を行うことで、各機能を利用出来るようになります。

自動更新機能
ディスクイメージを毎日・毎週といった頻度で自動的に
更新し、セキュリティーの向上を図ります。
CO-Store ユーザーマニュアル 「自動更新について」を参照。
ストア同期機能
異なるストア間 (異なるファームに所属する場合も含む)
でディスクイメージの同期をおこなうことで、たとえば
複数ファームで構成された環境におけるディスク管理の
工数を削減します。
CO-Store ユーザーマニュアル 「ストア同期機能について」を参照。
管理権限分割機能
コンソールを起動した管理者毎に管理対象と出来るディスク
や端末を限定することで、複数の管理者による運用管理や
管理権限の分割を支援します。
CO-Store ユーザーマニュアル 「セキュリティグループ」を参照。