7. 管理者ページ¶
7.1. 概要¶
管理者ページでは、貸出PCやロッカーの状態の確認や貸出状況の確認、ロッカーの解錠・運用停止などの操作を行うことができます。
Webブラウザにて設定した URL ( https://[CO-OnSen導入URL]/manage/
)を開き、
管理者用のアカウントとパスワードにてログインして利用してください。
7.2. トップページ¶
トップページには
へのリンクがあります。
メモ
グラフの設定ページ はスーパーユーザー権限を持ったユーザーが利用でき、スタッフ権限のみのユーザーには表示されず、利用できません。
7.3. ボックス一覧ページ¶
全体の構成¶
ボックス一覧ページでは、制御装置ごとにグルーピングされた各ボックスの状態を並べて表示します。 制御装置の名前の隣の @XXXXX の部分は、制御装置・ロッカーの設置場所の名前が表示されます。 また、ページ右上には最終更新時刻が表示されます。
ボックスの状態の確認¶
ステータス画面では、各ボックスの状態とボックスに格納されている PC の状態を確認できます。 PC が貸出可能な状態で格納されている場合は PC 格納中(貸出可能です。) という状態になります。 ボックスに何らかの異常がある場合には「状態:~~」の部分が赤い太字で表示されます。
メモ
エラーメッセージの示す内容と対処方法については別紙 CO-OnSen 管理ダッシュボードのステータス一覧と対処方法 を参照してください。
ボックスの操作¶
ボックス一覧ページでは、個別のボックスに対して各種操作を行うことができます。操作手順は以下の通りです。
- ページ右上の「ボックスの操作を選択してください」のプルダウンメニューにて操作を選択する。
- ページ上部に「実行」ボタンが表示されます。対象のボックスを選択してから「実行」ボタンをクリックすることでボックスに対する操作を行うことができます。
このとき、対象外のボックスはグレーアウトして選択できないようになります。
利用できる操作は以下です。
- 解錠…ボックスのロックを解除し、トレイを取り出します。 PC が入っているボックスについては、貸出時と同様にケーブルを抜くとロックが解除されます。 格納されていた PC は管理者取出扱いになります。
- 運用停止…ボックスからの貸出とボックスへの返却をできないようにします。 ボックスが物理的に故障した場合などに運用停止とすることがあります。
- 運用再開…運用停止状態のボックスを貸出・返却の対象に戻します。
- PC 起動…格納されている PC の電源を入れます。
- PC シャットダウン…格納されていて起動している PC にシャットダウン命令を出します。
メモ
CO-OnSen Light ではパソコンの管理者取出手順として、前面パネルにある LED 付きボタンを押すことで開始できます。 (通常型の CO-OnSen と同様に 「選択したボックスを開錠」 ボタンからも開始できます。)
7.4. ボックス詳細ページ¶
ボックス詳細ページでは、ボックスごとの貸出・返却の履歴や、状態の履歴を確認できます。 日付を選択した上で、「貸し出し履歴」「状態の履歴」「メンテナンス履歴」のチェック状態を選択することで表示する内容を選択できます。
「<前のボックスへ」「次のボックスへ>」のリンクでは、登録順で前後のボックスの詳細ページに遷移できます。
7.5. PC一覧ページ¶
PC一覧ページでは、CO-OnSen に登録された PC の状態を確認できます。 それぞれの PC について、PC名、所在、充電状態、貸出履歴、返却予定、最終更新 の項目を確認できます。 また、上部の「貸出中のものを表示」「格納中のものを表示」のチェック状態に応じて一覧で表示されるPCをフィルタできます。
一覧ではPC名をクリックすると PC詳細ページ に遷移でき、所在がボックスの場合はボックス名をクリックすると ボックス詳細ページ に遷移できます。
7.6. PC詳細ページ¶
PC詳細ページでは、各PCごとの貸出や返却、CO-OnSen の中でのメンテナンス処理などのログが日別に確認できます。 日付を選択した上で、「貸し出し履歴」「メンテナンス履歴」のチェック状態を選択することで表示する内容を選択できます。
「<前のPCへ」「次のPCへ>」のリンクでは、名前順で前後のPCの詳細ページに遷移できます。
7.7. 貸出履歴の確認¶
貸出返却履歴の閲覧¶
貸出返却履歴ページでは、CO-OnSenで行われたすべてのPC貸出ならびに返却の履歴を確認できます。 貸出や返却のされた時刻、PC名、操作、操作したユーザー、操作前の所在、操作後の所在、返却期限を確認することができます。 PC名やボックス名のリンクをクリックすると、PC詳細ページやボックス詳細ページに遷移します。
また、貸出返却履歴はPC名またはユーザー名で検索することができます。
貸出返却履歴のエクスポート¶
パソコンの貸出返却履歴は、ページ上部の「CSV でエクスポートする」から任意の期間を指定して CSVファイルとしてエクスポートをすることが可能です。
CSV ファイルのフォーマットは画面に表示される履歴とは異なり、以下の列を持つ行で出力されます。
列名 | 概要 | 例 |
---|---|---|
id | 貸出・返却の操作ごとに記録順に連番の内部ID | 114 |
user_id | 貸出をした利用者のID。管理者の場合は空 | 25 |
user_name | 貸出をした利用者のユーザー名。管理者の場合は空 | a00123 |
card_id | 貸出をしたカードの内部ID。管理者の場合は空 | 25 |
card_idm | 貸出をしたカードのIDm/FCF。管理者の場合は空 | a00123 |
device_id | 貸出されたPCの内部ID。 | 10 |
device_name | 貸出されたPCの名前。 | PC01 |
locker_from_id | 貸出をしたボックスの内部ID | 12 |
locker_from_name | 貸出をしたボックスの名前。 | Box1-2 |
locker_to_id | 返却先のボックスの内部ID。未返却状態のログの場合は空 | |
locker_to_name | 返却先のボックスの名前。未返却状態のログの場合は空 | |
takeout_at | 貸出をした日時 | 2023-01-02 15:04:05+09:00 |
backed_at | 返却をした日時。未返却状態のログの場合は空 | 2023-01-02 19:05:06+09:00 |
backed | 返却処理の場合は True 。それ以外の場合は False | True |
broken | 破損して返却した場合は True それ以外の場合は False | False |
user_ldap | 貸出処理時の貸出をした利用者の LDAP サーバーから取得した情報をJSON形式で出力したもの(エンタープライズ設定が無効な場合は空のハッシュ) | {} |
7.8. グラフの設定ページ¶
グラフの設定ページでは ダッシュボード にて表示されるユーザーの属性ごとの貸出回数を示す円グラフの設定を行うことができます。
メモ
このページはスーパーユーザー権限を持ったユーザーが利用でき、スタッフ権限のみのユーザーには利用できません。
グラフの追加¶
ダッシュボードにユーザーの属性ごとの貸出回数のグラフを表示させるためには、ユーザーごとの属性の設定を記録した CSV ファイルを用意する必要があります。 貸出予約で利用しているユーザーグループなどの情報はここでは利用できないため、お手元で別途 CSV ファイルに書き出した上で登録してください。
ページ上部にグラフの設定の追加フォームがあります。登録したグラフは、ダッシュボードの 月間の貸出状況 に表示されます。
追加の手順は以下の通りです。
- 「グラフのタイトル」に任意のタイトルを入力します。
- グラフのタイトルを指定した上で、ユーザー名,属性(学部など) 形式で記述したCSVファイルを選択し、「アップロード」ボタンを押して、アップロードを完了します。
また、「サンプルのダウンロード」 のリンクより、サンプルのCSVファイルがダウンロードできます。編集した上でグラフの追加にご利用ください。
注意
CSV ファイルの文字コードは UTF-8 である必要があります。 Excel にて編集する場合は 「CSV UTF-8(コンマ区切り)」 の形式で保存してください。
登録済グラフ一覧¶
グラフの追加フォームの下に、登録済のグラフ一覧が表示されます。それぞれのグラフについて、以下の情報が表示されています。
- ダッシュボードで表示されるグラフのタイトル
- ダッシュボードで表示されるグラフ
- グラフをダッシュボードで表示するかの切り替えボタン
- グラフの削除リンク
- グラフの並べかえ用リンク
グラフの並べかえ¶
グラフが複数登録されている場合、ダッシュボード上での表示順をグラフの設定ページで設定できます。 複数のグラフを登録している場合、 「上へ」 、 「下へ」 のリンクをクリックすることで、ダッシュボード上でのグラフ一覧における表示順を変更してください。
グラフの削除¶
一時的な非表示ではなくグラフを削除したい場合は 「削除する」 リンクより削除してください。
メモ
グラフのタイトルの変更は現在行えません。 タイトルを変更したい場合は、お手数ですが、グラフを一旦削除して新しい名前で再度登録してください。