2. 全体構成について

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構成例

CO-OnSen は次のような構成で動作します。

CO-OnSen 本体

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CO-OnSen CO-OnSen Light

パソコンを格納しておく本体です。 ロビーなどのユーザーが自由に出入りできる場所に設置することを想定した 「適切な貸し出し手順をとらないとパソコンを取り出せないようにするためのロック機構のある "CO-OnSen" 」 と、 窓口の中などユーザーが出入りできない場所に設置することを想定した「ロック機構を省略することで手順を更に簡略化した "CO-OnSen Light" 」との2つのモデルがあります。

ボックス

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本システムでは CO-OnSen 本体内でパソコンを格納するトレイ 1 つをボックスと呼び管理します。 CO-OnSen 本体 1 台につき 5 つのボックスを有します。 各ボックスはパソコンに接続するための USB Type-C ケーブル、ケーブルの接続状態と本体の状態を表すLED 2つをそれぞれ備えます。

CO-OnSen Light の場合も 1 台につき 5 つのボックスを有します。 各ボックスはパソコンに接続するための USB Type-C ケーブル、本体の状態を表す LED 1 つと操作時に点滅する LED の付いたボタン 1 つをそれぞれ備えます。

パソコン
ボックス内に格納する貸し出し用のノートパソコンです。

制御装置

IC カードリーダー バーコードリーダー 背面
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パソコンを貸し出し・返却する際に、ICカードやQRコードを提示し操作する装置です。 タッチパネル付きディスプレイ、バーコードリーダー、IC カードリーダー、スピーカーを搭載します。 音声によるわかりやすいガイダンスが流れることが特徴の一つです。

メモ

音声の音量は制御装置背面の黒いツマミで調整が可能です。

拠点用スイッチングハブ
CO-OnSen 本体・制御装置を設置する拠点ごとに設置するスイッチングハブです。
貸出期限管理サーバー
貸し出し中のパソコンの返却期限の管理や貸し出し・返却履歴の保持、予約情報などを集中管理するサーバーです。 1システムにつき1台のサーバーを利用します。
CO-OnSen 管理ダッシュボード
貸出期限管理サーバーにて動作する管理サイトです。ブラウザで接続して利用します。 運用業務において CO-OnSen の動作状況の確認や管理者による PC 取出しや格納などの操作を行う際に利用します。
CO-OnSen 利用登録サイト
貸出期限管理サーバーにて動作する、ユーザー各自が利用登録を行うためのサイトです。ブラウザで接続して利用します。 ユーザーが各自で利用登録を行う運用の場合に利用します。(管理者によりユーザーの一括登録をされる運用の場合には利用されません。)
CO-OnSen ユーザーページ
貸出期限管理サーバーにて動作する、ユーザー各自が自分の情報を確認・更新するためのサイトです。ブラウザで接続して利用します。 ユーザー各自の利用状況の確認や登録情報の更新 (PIN コードの変更など) を行うためのサイトです。
ユーザー認証サーバー (外部)
CO-OnSen 利用登録サイトや、CO-OnSen ユーザーページにユーザーがログインするのに利用するLDAP(Active Directory)サーバーです。貸出期限管理サーバーからLDAP接続できる必要があります。
メールサーバー (外部)
ユーザーへの返却期限の通知や管理者への利用状況の通知に利用するメールサーバー(SMTPサーバー)です。貸出期限管理サーバーから接続できる必要があります
イメージ配信サーバー
貸し出しするパソコンのアップデートを行う際のイメージ配信を行うサーバーです。 各端末へのイメージ配信には原則として当社製品である CO-Colors ほたて システムを用います。